こんちわ藤堂 璻鸞です。
シルクホースクラブの公式サイトのリニューアル完了と同時にシルク・ファンクラブ(SFunC)が始まりましたよ!
内容を見てみたのですが、応募馬への出資申込が多すぎて、希望するお馬さんに思うように出資できない現状においては、シルク・ファンクラブ(SFunC)は会費も抑えられているし、結構いいサービスだと思います。
今回はシルク・ファンクラブ(SFunC)についてです。
シルク・ファンクラブ(SFunC)とは
シルク会員ではない人でも、月額550円の利用料でシルク所属馬の近況情報や動画、WEB版の会報を見ることができます。
- 月額会費 : 550円(初月無料)
- 特典
- 公式サイトで所属馬情報や出走予定・レース結果などが閲覧可能
シルク会員とシルク・ファンクラブ(SFunC)の違い
シルク会員とシルク・ファンクラブ(SFunC)の違いをまとめました。
まとめてみると出資申込できるか否かの違いのみで、費用がかなり違うという結果に。
費用の違い
最初に費用です。
費用 | 会員 | シルク・ファンクラブ(SFunC) |
初期費用(入会金) | 11,000円 | なし |
月額費用 | 3,300円 | 550円 |
会員になる時には、入会金が11,000円必要です。月額会費は出資馬がいなくとも毎月3,000円必要。つまり、最初の12か月は最低47,000円。その後は毎年36,000円の支払いが必要ってことです。
一方で、シルク・ファンクラブ(SFunC)は入会金など初期費用は必要ないので毎月の550円のみ。年間6,600円のみ。
必要な金額が全く違いますね。
サービスの違い
利用可能サービス | 会員 | シルク・ファンクラブ(SFunC) |
出資検討・分析ツール | 〇 | × |
愛馬情報 | 〇 | 〇 |
募集馬情報 | 〇 | × |
所属馬情報 | 〇 | 〇 |
出資申込 | 〇 | × |
シルク・ファンクラブ(SFunC)は、出資申込ができないので、出資に関するサービスと募集馬情報が見れないことになっています。それ以外のグラブ所属馬の情報は会員と同じように見れます。
特典の違い
特典 | 会員 | シルク・ファンクラブ(SFunC) |
牧場見学(予約制) | 〇 | × |
愛馬命名 | 〇 | × |
会報誌「SILHOUETTE」の発行 | 〇 | △ デジタル版のみ |
インターネットで愛馬の情報提供 | 〇 | 〇 |
動画配信サービス | 〇 | 〇 |
愛馬のゼッケンプレゼント | 〇 | × |
優勝時記念撮影(口取り)へのご参加 | 〇 | × |
G1優勝祝賀会 | 〇 | × |
ノーザンホースパーク10%割引 | 〇 | × |
ノーザンホースパーク入場料無料 | 〇 | × |
ギャラリー利用 | 〇 | × |
特典については、シルク・ファンクラブ(SFunC)では利用できないサービスが多いように見えますね。
でもこれ錯覚です。
そもそも会員は、すべての特典を利用できるのか?を考えてみましょう。
- 牧場見学
- 牧場見学は、行きたいと思って気軽に行けるようなものではありません。見学は予約制っていうのもありますが、見学できる時期が決まっています。また牧場まで行かないといけません。いったいシルク会員の何割が牧場見学に参加しているのでしょうか?
- 愛馬命名
- こちらも当然抽選です。当選確率は1/400。そもそも出資申込に当たらないと命名応募できません。
- 愛馬ゼッケンプレゼント
- こちらも抽選です。ただ、この特典は結構当たるのでほしい人には良い特典。
- 優勝時記念撮影(口取り)へのご参加
- こちらも当然抽選。そもそも愛馬が優勝しないといけませんし、その瞬間に競馬場にいないといけません。いったいシルク会員の何割が参加できているのでしょうか?
- G1優勝祝賀会
- 夢ですよね。G1優勝。でも、冷静に考えてみてください。出資すらままならない状況でG1優勝が必要なのです。そもそも人見知りの私には魅力はありません。
- ノーザンホースパーク10%割引と入場料無料
- 牧場見学と同様です。新千歳空港から車で18分の場所。ノーザンホースパークに行くとなると、そもそも数万~数十万円の旅費と時間が必要な方が多いのではないでしょうか?
会員になるにはシルク・ファンクラブ(SFunC)の入会が必須
出資できる会員になる為には、シルク・ファンクラブ(SFunC)の入会が必須
そう、シルク・ファンクラブ(SFunC)の一番のポイントはこの点。
シルク会員になれるのは、シルク・ファンクラブ(SFunC)に登録が必要で、その利用期間が長い順に会員になれるという制度。
そういうところを見ると「出資できる会員になるための、エントリー代として払う」っていう制度っていう見方もありますね。
出資馬を持つことでクラブのファンになることはあれど、出資がなくてクラブのファンになることって、ありえるんだろうか?と考えちゃう点もありますが、そもそも会員になったところで、すぐに出資できるかどうかわからないから、最初から会員の月額3,300円を払うより、月額550円のシルク・ファンクラブ(SFunC)で、まずは様子を見るっていうのもありではないか?と思ったりします。
既存会員の解約抑止策でもある
これは私の勝手な予想ですが、シルク・ファンクラブ(SFunC)制度は毎月3,300円を支払う既存会員に向けての解約抑止策にもなりますよね。
月額を考えると、出資抽選に外れて出資馬がいないんなら、退会しようって思う人は結構いると思います。
でも、一度会員を辞めたら、すぐに再度会員にはなれない。会員になりたければシルク・ファンクラブ(SFunC)からスタートになるわけです。
なので、辞めにくい。
解約する会員を減らして、会員数の増加ペースを加速させようとしているのでしょう。
現在のシルク会員が何人いるか?はわかりません。仮に1万人程度とした場合、毎月3,300万円が会費でほぼ確実に安定して入ってくるわけです。
……。
10年間継続加入してきた一人のシルク会員としての意見ですが、既存会員向けの月額会費を安く見直すとか、会員の継続加入期間に応じて当選口数を増やす等の魅力的な募集馬当選システム、その他魅力的な特典などを追加するとか、既存会員に向けてのサービスアップ・特典アップについても考えていただくことをお願いしたいところです。
SFunCの詳細はこちらから
…ではまた!