アスティルデビュー
先日、京都で期待の新星アスティルたんがデビューしました。
断然の一番人気、中山で観戦していたのですがパドックも落ち着いて回れてたように見えたのですが…結果9着。返し馬を掛かり気味に走ったらしい時点でほぼ終了していたのかもしれません。ゲートを出てから全く進んでいかず、直線やや脚を使っていたかのようでしたが、レースとしては全くいいところがありませんでした。
加えてレース後には川田騎手が「ハープスターよりリュラに似ている」とのコメントを出し、渋いデビュー戦となりました
その翌週11月5には菊花賞をスキップ、自己条件の1600万下を着実にクリアして勇躍オープン入り!をかけてラヴィエベールが東京開催のノベンバーSに出走しました。レースはハンデ戦でしたが54kgとこれまで背負ってきたのと同じ斤量、これまで主戦場にしてきたコースに母の鞍上も務めたルメール騎手が前走に引き続き乗ってくれる…と不安要素は微塵もなく、調教も当日の状態もほぼ万全、人気も1倍台の支持を受けていました。…が、ゲートを出てみると二の足がつかない。道中もずっと最後方。
直線半ばから物凄い末脚で追い込むも写真判定の末、鼻差及ばずの2着…かろうじて連対率100%は守られたものの、オープン入りを前に足踏み、重賞挑戦の夢は来年に持ち越しという結果と相なりました…
シャンドランジュ。低迷中
そしてもう一頭、長いトンネルに入ってしまっている仔がいます。
シャンドランジュ3歳…。これまで3戦未勝利。着順は3着-13着-3着。
現役です。引退してないんです。
ファンドも継続中。
未勝利馬たちの進退も極まりつつあった8月末、地方でなら…と遠征に備えていた矢先、馬房で寝違えてひっくり返って暴れたらしく前膝や腕、顔に外傷を負いました。トレセンの診療所の入院馬房に入り、約ひと月。その後天栄に放牧に出ました。その間に未勝利戦も終了。
「力がないわけではないので引退させるのは惜しい」と調教師の先生がクラブに掛け合い、地方での再起を目指すという方針に決まり、今も天栄にいます。ケガをしたのが8月末、今や2ヶ月半が経とうとしていますが受傷したのが関節部分故、膝の外傷は未だ完治していないそうです…。さらに移動すら年内は難しいとのことで馬体重も520kgを超えています。こりゃあもう絞りなおして一から仕上げ直しなんじゃないでしょうか?写真も更新されず、更新も仕方ないとはいえ低調な調整ばかりでラダームブランシェの時を思い出す状況。ブランシェの骨折は2歳時と1勝した後でしたから、待つのは長くて確かに不安だったけど時期的にまだ番組はあって、今回のように「中央では走れるレースがない」ってとこまでは行ってなかったんですよねぇ…療養だけさせたけどやっぱり引退します!とならないか非常に心配です。
どうか早くよくなってほしいと思います。
◆出資愛馬の情報についてはクラブに許可を頂いて掲載しています。