こんちわ、藤堂 璻鸞です。
さて6月11日のこと、我が家の3歳世代最後の1頭アルプスソングのデビュー戦がありました。
アルプスソングは、募集時、5月生まれとは思えぬ立派な馬体をしていたものの、育成期に大怪我(骨折)を負ってしまったため、今日までデビューが遅れてしまいました。
そしてようやく大怪我からの待望のデビュー戦を迎えることができました!
アルプスソングの近況と私の想い
アルプスソングについては、少し前まで「基礎体力が足りてない」って調教師コメントがありましたし、まだバッキバキに仕上げてはいないということですが、徐々に調子も上がっている風な様子。
今回のレースは、まずは試走という位置づけでしょう。(父ロードカナロアは芝向きの産駒が多いのですけど、足元の負担を考えダート戦にしてもいますし…)
しかし、調教師からは「心肺機能にいいものがある」とのコメントも出ていましたので、もしかしたらワンチャンあるかも。
出資者の一人として、出資が決まったあの日から、アルプスソングちゃんが軽快に先頭でゴール板の前を駆け抜ける日を待ち望んで、(一部ではありますが)いままで費用を負担させていただいてきました。
大怪我(骨折)した時には調教師の宮田先生から「(宮田厩舎に)入厩予定の21年産馬では1、2を争ういい馬だと思っていたのに残念」というお話があったというのは今でも忘れてません!
だから、いわゆる初戦から勝負の気配ではなくても、「走ってみたら持って生まれた素質で予想外に勝っちゃった!」ってことがあったら良いなぁって!だって、初戦はついて回ってきただけからの2戦目で誰も予想しなかった(単勝77.8倍)勝ち上がりを決めたラダームブランシェの妹ですからね!
デビュー戦:3歳未勝利(牝)
6月11日(日)東京1R 3歳未勝利(牝)ダート1600m 丸山元気騎手
デビューが遅れたために初戦から既走馬相手。でも5番人気!
初戦にのぞむアルプスソングは、青い大きめのシャドーロールをつけていました。
もともと祖母ビワハイジや母アーデルハイトに似てかわいい顔。そこにモコモコを付けて現れるとは…かわいいがすぎるじゃないの…!
レースの結果
スタートはゲートが開いた瞬間によれたのか、鞍上の丸山騎手がバランスを崩していました。
でも、即座に態勢を立て直すと、すっとポジションを取りに行き(これが結構速かった)、前めでレースを進めます。
そのまま4コーナーをまわり、直線入り口で一瞬前との距離を詰めるように加速し、末脚を使ったように見えたのですが…
すぐに加速が止まってしまい…
結果、無念の12着。
アルプスソング:残り時間は少なくとも、望みはまだある
アルプスソングの初戦は12着という結果でした。しかも、既走馬相手の12着。これから成長の余地が多大にありそうだとはいえ…8月末までに勝ち上がれないと未勝利戦がなくなってしまいます。
残された時間は2ヶ月半。
放牧することを考えたら、あと2〜3走くらいで勝たねばなりません…なかなかに厳しい状況ですが、スタートは上手いし、ポジション取りもできるのだから体力つけたり体制を整える時間さえあれば…
次走は芝のレースを検討してもらえるかもしれませんし、諦めずに次走に期待したいと思います。
◆出資愛馬の情報の転載についてはクラブに許可を貰っています