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【一口馬主】それは僕がみた希望。八王子特別で古馬と激突! セラフィックコール3連勝!

2023年6月11日の東京競馬場。八王子特別のセラフィックコール
出資馬などお馬の情報一口馬主のお話
この記事は約7分で読めます。

2023年6月11日、東京競馬場で開催された2勝クラスのレースである八王子特別。出資馬セラフィックコールが出走しました!

そして見事に優勝を飾りました!レースを思い出すだけで、今でも胸がドキドキします。それほど熱いレースでした。

いい音で鳴る馬」「幸せの赤い馬」(…と私が勝手に呼んでる)セラフィックコール、本当にありがとう!(涙)

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セラフィックコールのプロフィール

改めてセラフィックコールのことを少し紹介しますね。セラフィックコールはキャロットクラブ所属の3歳牡馬。

栗毛の馬体に天然パーマのようなゆるふわウェーブのたてがみを持つオシャレ男子です。

父はダートコース向きの産駒を送るへニーヒューズ、母は元出資馬のシャンドランジュ(母父マンハッタンカフェ)です。

シャンドランジュは、シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスの母であるハルーワスウィートの半妹で、数々の名馬、名種牡馬、名繁殖牝馬を輩出しているハルーワソング〜Glorious Song〜Ballade へ遡る名牝系の出身です。シュヴァルグランは従兄弟、ダノンシャンティは祖母の従兄弟、ちょっと遠くはなりますがダノンバラードもBalladeから分かれた子孫です。

デビュー戦の記事でも触れていますが、そんなわけでセラフィックコールは「大魔神」佐々木選手に愛される”ヴの一族”とおばあちゃんを同じくしてるわけなんですねー。

初戦:6馬身差の圧勝

セラフィックコールのデビューは2023年2月12日、阪神競馬場の3歳新馬(ダート1800m)。

天候は晴れ、馬場状態は良好。

馬体重は540kg

鞍上はJRAの短期免許で来日していたムルザバエフ騎手。

このレースでセラフィックコールは8馬身差をつけ圧勝!

レース後、ムルザバエフ騎手から60%の力しか出していないと語られたその才能の「片鱗」を披露しました。

2戦目:4馬身差であぶなげなく勝つ

その後の2戦目は2023年4月30日、リニューアルオープンした京都競馬場で行われた3歳1勝クラス(ダート1800m)。

天候は曇り、馬場状態は重。

鞍上は現在も短期免許で来日しているレーン騎手。

このレースでは、馬体重が前走の540kgから-14kgの526kg!二桁減の馬体重という事実に調整失敗か?!と若干心配になりました。

一方、そんな心配をよそにセラフィックコールはそんな心配は無用!とばかりの楽勝で、2着馬に4馬身差をつけての2連勝を飾りました。

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八王子特別:感動の三連勝

そして、今回のレース、2023年6月11日の東京競馬場。第9レース、八王子特別!

2023年6月11日の東京競馬場。八王子特別のセラフィックコール

関西馬のセラくんが初めて関東にお目見えするというので、わたくし馳せ参じましたよ!

ダート2100m、天候は雨、馬場状態は重。

馬体重は前回からさらに6kg減の520kg、鞍上は引き続きレーン騎手。

前日から既に圧倒的人気で一時は1.2倍にまで下がった一本かぶり状態。

これって「誰もがセラフィックコールが勝つ可能性が一番高いと思っている」という状況ですよね…。

っていうか、体重ですよ!今回は輸送があったからとも言えるけれど、デビュー時から走るたび体重が減り続けていて本当に心配。セラくん自身にとって適性体重はどれくらいなんでしょうか。

馬場状態は重とのことで、実況のアナウンサーがコース上に水たまりこそできないものの、踏みしめると水が浮きだすくらいの状態だと言っていました。(砂浜のちょうど波打ち際ぐらいですかね)

レース前、調教中に「胸を貸すつもりが突き抜けてしまいました」とコメントあったり(おそらく、同厩馬の練習に付き合うはずが調子が良くて走りすぎてしまったんでしょう)、「前回より調子は上だと思います」ってプラスな話はあったものの…

だって…

  • 府中のコース初めて
  • 馬体重が本人(馬)にとって減りすぎだったら…?
  • 距離が長くなっている(今までは2戦とも1800m)
  • 雨が嫌だったりしないか
  • 古馬との初対戦
  • 展開が向かなかったら(毎度スタートが良くないので…)

…とこれだけわからないことが…

まぁ、考えれば考えるほど心配に…

もう心配が募りすぎて一人でしんどくなっていました。

2023年6月11日の東京競馬場。八王子特別のセラフィックコール

考えるのが辛くなり、大雑把に買った馬券を握りしめレースに臨みました!

レース展開

ゲートが開くと、寄れたこともあり、後手を踏むと最後方からの出だし。

それでも、実況が各馬の位置取りに触れ始める頃にはポジションをとりに行っています。

先行争いは10番のヴェールアップがリードし、後続を引き離して単騎の逃げを打つという展開。

セラフィックコールはというと最初のコーナーではうまく回れず、馬群からちょっと離れた外を一人で走っていました(苦笑)。前走までと同じく外を回って中団を引っ張る形で3コーナーまで進むと、4コーナーを回る頃には縦長だった馬群はひとかたまりになり、包まれていました。(囲まれたことないけど大丈夫?!)

いよいよ直線へ!向正面でペースを落として余力を残していた10番のヴェールアップが依然として先頭を保っていましたが、先頭が6番のヴィブラツィオーネに代わるとその後ろから3番のメイショウフジ、そしてセラフィックコール!

一旦は先頭に立ったヴィブラツィオーネを勢いの勝るメイショウフジがかわす。

そこにセラフィックコールが半馬身ほどの差を詰めていき、レーン騎手のムチと手綱グイグイで最後2頭の馬体が完全に合ったところがゴール!

写真判定の結果、セラフィックコールがハナ先着!!!!

2023年6月11日の東京競馬場。八王子特別のゴールの瞬間

うわああああ!3連勝だー!!!!

2023年6月11日の東京競馬場。八王子特別の着順

着順が確定した時は周囲でどよめきが起こっていました。

私もしばらく手が震えてました。

関係者談

寺島厩舎からのコメントによれば、「着差は僅かでしたが、しっかり勝ってくれてホッとしました。まだまだ子供っぽいところは見せていましたが、それでもポジションはいつもより前目だったぐらいですし、最後のひと押しはジョッキーの手腕ですね」とのこと。

また、レーン騎手は「まだ子どもです。心、体のバランスが合致してなくてバラバラです。それでも、勝ち切るのだからやはり力がありますね。今日はタフな展開、道悪馬場ということもあって苦労しましたし、キックバックをかなり嫌がっていました。ロスが多いなかだったので差は僅かでも評価できると思いますよ。前走後もこの馬に乗せてもらいたいと思っていたので結果を出せてホッとしました。心身が成長して能力を存分に発揮できるようになればさらに楽しみになると思います」と語っています。

寺島師はさらに、「まだまだ伸びしろがある馬だと思いますし、丁寧に育てていきたいですね」とコメント。断然の人気を背負った一戦でしたが、最初のコーナーで外に膨らむなどヒヤリとする場面もありました。それでも最後はきっちり勝ち切ってくれるあたりジョッキーもさすがですし、馬自身の能力も確かですから、今後の飛躍が楽しみです。とのこと!

500キロを超える大型馬なのに毎回「まだまだ子ども」と言われるセラくん。

パドックの仕草を見ていても特に厩務員さんに戯れたりしないし、レース後でも息はハアハアしてるけど、余計なことせずにスーンとしてるところしか見ていないんですが…どういうところが子どもなんでしょうか…お子ちゃまエピソードが聞きたいです、先生!

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我が家の希望の星、セラフィックコール

…てなわけで、秋の季節が訪れる頃には、少しは大人になってくれているでしょうか。

実は今年はこの3連勝以外に出資馬が勝っていませんので、まさに我が家の希望の星、セラくん。

震えるほどの感動をありがとう!

寺島先生のコメントに、いったんリフレッシュに出すとありましたので、次のレースがいつになるか?は分かりませんが、しっかりとケアを受け、たくさんご飯をを食べて、十分に休息を取ってくださいね!

次回のレースでも、元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています!

レーン騎手、厩舎スタッフ、牧場スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

セラ(フィックコール)くん、それは僕が見た光 僕が見た希望〜 セラくん、それはふれあいの心 幸せの赤い馬〜

◆出資愛馬の情報の転載についてはクラブに許可を貰っています

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藤堂 璻鸞

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