こんちわ、藤堂 璻鸞です。
今回は保湿!乾燥する時期に1本あると、ちょっと気持ち安心なアイテムをご紹介。
ちなみにこれ。コスメのサブスクMy Little Boxのボックスに入っていましたブツです。
ナチュラルオーガニックな日本ブランドMiMCのスティック型美容液
◆MiMC ビオモイスチュアスティックAC&UV SPF20 PA++ 2.2g 3,630円(税込)
MiMCは、2007年から看板商品のミネラルファンデーションをはじめ植物や天然鉱石といった自然由来のものを素材にしたナチュラルオーガニック製品を展開している日本のブランドです。ブランド名は
mineral make cosmetic
の頭文字をとったものとのこと。
近年見かけるようになったと認識していたものの、これまでご縁がなかったことから存じ上げませんでしたが今年で14年目を数えるみたいですね。
個人的に商品ラインナップを見てみて、スキンケアの延長にメイク製品も存在しているような印象を受けました。
そんなMiMCの製品の中にあって、今回の商品はポイントを保湿するためのスティック型美容液なのですが、UVカット機能を持たせたタイプになります。(ラインナップにはUVカット機能なしもあり)
実は前々からこういうの欲しくて何度か探したことあったんですが、いまいち決め手がなく購入に至ってませんでした。
そして、このたびMy Little Boxで決断関係なく手元にきたということで早速使ってみることにしました。
質感
中身は見た目はっきりとしたピンク色(ピンクベージュ)ですが、色展開としては色のないクリア(無色)もあるみたいです。
商品説明には肌色の補正効果もあるようなことが書かれていましたが、実際あまり感じませんでした。
最初固いように感じたのですけど、体温で肌に接した面が溶ける感じで肌になじみます。
塗った個所の油分は
「どこまでも伸ばせるというよりは、なじませるのには問題ないくらいには伸びて、だいたい塗られた箇所に留まる」って感じでしょうか。
油分の膜は薄いですが、保湿感があります。
4パターンで使い心地を試してみた
4パターンで使用感を試してみました。
- メイク直しに使う
下地効果ありの日焼け止め
+ファンデ
+フェイスパウダー
(時間経過)
+ビオスティックAC&UV - メイクするときにも使う(ファンデとフェイスパウダーの間に塗る)
下地効果ありの日焼け止め
+ビオスティックAC&UV
+ファンデ
+フェイスパウダー
(時間経過) - ノーファンデの時にも使う(日焼け止めの上から)
下地効果ありの日焼け止め
+ビオスティックAC&UV
+フェイスパウダー
(時間経過) - ノーファンデの時にも使う(日焼け止めの下に)
ビオスティックAC&UV
+下地効果ありの日焼け止め
+フェイスパウダー
(時間経過)
…ということで、やっていきました。
なおファンデは薄づきのリキッドタイプ、フェイスパウダーはルースタイプを使っています。
〇 メイク直しに使う
■下地効果ありの日焼け止め
+ファンデ
+フェイスパウダー
(時間経過)
+ビオスティックAC&UV
個人的に、日中乾燥が気になるのは目の周りなので、トントン置きで塗っていきました。
これが意外にも、肌表面のフェイスパウダーをよれさせる事なくしっとりと保湿できたんですよ。
そして、ベタつきもなかったです。
こういうメイクの上から使えるスティックバームタイプの製品を使ったのが初めてだったのはあるとは思いますが、予想以上にメイク直しの邪魔にはならずちょっとびっくりしました。
△ メイクするときにも使う(ファンデとフェイスパウダーの間に塗る)
■下地効果ありの日焼け止め
+ビオスティックAC&UV
+ファンデ
+フェイスパウダー
(時間経過)
これが意外とダメでした。
保湿はいいんだけど、ファンデがムラっぽくなってしまった感じでした。
〇 ノーファンデの時にも使う(日焼け止めの上から)
■下地効果ありの日焼け止め
+ビオスティックAC&UV
+フェイスパウダー
(時間経過)
日焼け止めの上からトントン置きで塗っていきました。
その後、フェイスパウダーをはたいてみました。
ヨレを心配したのですが、色のつかない日焼け止めだったので仕上がりに支障はありませんでした。
粉を乗せる時もその後時間が経ってからもヨレたり、塗った所だけが変に崩れるということはありません。
5〜6時間は保湿効果を継続できている感じ。
〇 ノーファンデの時にも使う(日焼け止めの下に)
■ビオスティックAC&UV
+下地効果ありの日焼け止め
+フェイスパウダー
(時間経過)
今度は使い方をビオモイスチュアスティックUVを先に塗って、日焼け止めを上から塗るという逆の手順にしてみました。
冷えた朝ということもあり少々塗り方に工夫が必要でした。
垂直にハンコを押すように軽くトントンするだけではあまりつかなかったので、あまり肌が動かないように、押し付けすぎないようにと気を付けながら軽く手首をスナップしてわずかに肌の上を滑らせる感じにするとうまく付きました。
塗った感じとしては、ヨレた感じはないです。まぁパウダーのみっていうのもあると思います。
保湿時間は6時間ほど。
構成成分
保湿力ばっちりのビオモイスチュアスティックAC&UVの成分はというと…。
植物・果物由来成分
・ヒマシ油(唐胡麻 – トウゴマ=蓖麻 – ヒマ。蓖麻の種子の油=ヒマシ油)
・ホホバ種子油
・オリーブ果実油
・キャンデリラロウ
(トウゴマと同じトウダイグサ科のキャンデリラという草から得られるワックス=ロウ)
・マカデミアナッツ油
・野菜油
・カルナウバロウ
(ブラジル産のブラジルロウヤシの葉の表面から得られるロウ)
・コメヌカロウ(米ぬか由来)
・イチゴ種子油
・ヨーロッパキイチゴ種子油
・クランベリー種子油
・ザクロ種子油
・アサイヤシ果実油(=アサイー)
・キウイ種子油
・マンゴー種子脂
・ウミクロウメモドキ油(グミ科の植物で果肉と種子から得られる油)
ウミクロウメモドキは、中華圏では沙棘(サジー)、欧米圏ではシーバックソーンという名前
・オレンジ油
その他成分
・ステアリン酸 ・トコフェロール ・シリカ ・酸化チタン ・酸化鉄
なんというか、ステアリン酸以下の5種の酸化防止や防腐剤かな?って材料以外の全てを種類の植物由来、果物を中心にしたもので作られているということに驚きました。
しかもこんなに種類が多い…!(17~18種類)
中には美容や健康、エイジングケアにも効果があるとされる「スーパーフード」も含まれています。
他に箱の側面の全成分表示には相当する表記が見当たらなかったのですけど、公式HPの商品説明のところに載せていたインカインチオイル(南米アマゾン原産の星型のグリーンナッツの油)が入っているそうです。
脱線しますけど、イチゴ、キイチゴ、ザクロ、アサイー、キウイの種なんてすごくちっちゃいのにどうやって油を抽出するのか、どれだけの量の種を使って絞る?のか精製する?のかと考えたら気が遠くなりました…
それはさておき、今回初めて使いましたが、UVカット機能のあるスティック型エイジングケア対応保湿バームってとても使い勝手がいいと思います。案外UVカット機能付きというのは少ない気がしますし…
ふと乾燥感に気がついた時など、思いついた時に簡単にチョチョイって塗って保湿ができるというのは精神的に良いので、「日中の乾燥が気になるのよねー」って方にはポーチの中に1本入れておくと安心できますよ!
ちなみに冒頭でチラッと名前の出てたMy Little Boxは「パリのエスプリ」をテーマにしたコスメのサブスクで、月に1回コスメとオリジナルの雑貨が詰め込まれた小箱が届くのですが、実はデパコスが起用される率が高く、年に何回か有名ブランドとのコラボBox回があるんです。
ちなみに、今回のボックスはビオセラムUV一本で月額分を超えていたりします。(他にもデジャヴュのマスカラやクナイプの入浴剤、オリジナルの雑貨が入っていました)
そんなわけで、My Little Boxについては、また別の記事でご紹介したいと思います。