こんちわ、藤堂 璻鸞です。
シルクホースクラブの2023年募集が始まりました。
一口馬主10年目のわたくしが注目馬を、ゆる~く、楽しみながら、分析していきます
- 8月10日更新
- 8月4日更新
- 募集馬情報追記
- 8月3日更新
- 6月30日
- 募集馬リスト内容の反映と注目馬考察を更新
シルクホースクラブの2023年度募集概要
シルクホースクラブ2023年度募集の段取りと募集頭数です。
スケジュール
- 6月30日(金) 募集馬リスト発表
- 7月18日(火) (10:00)1次募集の出資申込開始
- 7月26日~8月3日 第1次募集の中間発表
- 1回目中間発表:7月26日
- 2回目中間発表:7月30日
- 3回目中間発表:8月3日
- 8月4日(金) (17:00)1次募集の出資申込締め切り
- 8月10日(木) (夕方)1次募集の結果発表
- 8月14日(月) (10:00)1.5次募集の出資申込開始
- 8月16日(水) (17:00)1.5次募集の出資申込締め切り
- 8月17日(木) (夕方)1.5次募集の結果発表
- 8月18日(金) (10:00)通常募集開始 先着順
注目の募集馬:シルク2023
気になる馬をピックアップ。
さて、今年はラインナップは字面が本当に強いですよ!
注目の募集馬は、以下二つに段落を分けてみていきます。
- 特に気になる馬:注目の募集馬➀
- 気になるお馬:注目の募集馬②
今回は77頭の募集。関東美浦42頭・関西栗東35頭になってます。
ということで、見ていきます。
注目の募集馬➀:特に気になる馬
アーモンドアイの22
□募集番号:1
□500口 / 24,000万円 / 一口48.0万円
- 父 エピファネイア × 母父 ロードカナロア
- 牡 鹿毛
- 誕生日 1/13
- 関東 国枝栄 厩舎預託予定
血統-アーモンドアイの22
来ましたよ!日本競馬史上最もGIを勝った馬の初仔!
母アーモンドアイは、先日 顕彰馬(JRAの殿堂入り馬)に選出されました。
個人的には牡馬が出られない牝馬限定GIも数に入るのはどうなんだろう?とは思わないでもないモヤモヤがないとは言い切れない…
ですが、名牝は名馬を産むのか…?
結局アーモンドアイだけが突然変異なのか…?
なお、祖母フサイチパンドラもエリザベス女王杯(G1)を勝っています。しかし、アーモンドアイ以外の子供たちは正直それほど大したことないので…。
母アーモンドアイの能力を受け継いでいる可能性があると考えたら期待してもいいかもです…。
近年は初仔から走ることも多い気もする…。
何といっても、母は規格外の活躍をした馬ですからね!
牡馬の顕彰馬であるオルフェーヴル、ロードカナロア、キタサンブラックは種牡馬なので数多く産駒がありますが、年に1頭しか仔を産めない牝馬となると、プレミアム感が違いますね。
牝馬の顕彰馬の仔へ出資できるチャンスは、アーモンドアイの他は同じく三冠牝馬であるジェンティルドンナのみ。
サンデーサラブレッドクラブ所属で走った馬ですから、ブエナビスタの仔がそうであるのと同様、外へ売りに出されることは、ほぼ無いのでは?
かといって、レートがほぼ10倍と単価が高いのでなかなか手は出ませんよね。
ジェンティルドンナの娘ジェラルディーナは昨年エリザベス女王杯(GI)を勝ちました。
出資者の方が羨ましいですねー(一口175万円)。
募集価格について
一口48.0万円。50口でこの値段じゃないですよ。
500口で2億4,000万円。
この値付け。今回のアーモンドアイの22が、シルクHCの今後の値付けにおいて前例になってしまいそうで嫌ですねぇ…
例えば、「凱旋門賞制覇への最終兵器としてアーモンドアイにフランケル(Frankel)つけてきましたYO!5億円です!みんなで日本競馬の悲願を達成しよう!買ってね!」ってなってしまう的な。
考えすぎでしょうか?
しかし、これって500口の意味ある?って感じですよね。
以前からのシルク会員さんはご存知かと思いますが、代表を最近退任されたシルクホースクラブ創業家の阿部社長は「より多くの方に楽しんでいただけるように」「お求めやすい価格で」と言うことを掲げていたのですよ…
どう考えても、この額はお求めやすい価格ではない…。
個人的には、もう現実的でないお馬になってしまいました…。
才能が爆発して、三冠馬、JC、有馬記念、ドバイシーマ…と走りまくりの勝ちまくり!なら、投資回収の可能性はありますが、怪しいところ…
意外と売れ残ったりして。
シルクファンクラブから入って来たご新規さんの分にまで回る可能性…あると思います。
アーモンドアイへのファン力が試される募集
とにかくアーモンドアイを愛し、「何があっても待てるよ」って方が申し込める馬でないかと!
それこそ、仮に「再来年のこの時期にこの仔を取り巻く諸々の条件が上手く噛み合わずに未勝利戦で足踏み、歯がゆい状況に陥っていたとして、アーモンドアイの23(2番仔)がとんとん拍子に6月デビュー。するりと新馬勝ちして追い越される…」という事態になっても心が乱れない方
間違っても、「持ってたら話題にできる」とか回収率のことを一瞬でも考えちゃうような方はやめといた方がいいと思います。
おそらくこの仔の出資者さんは仏様の集まりになるのでは?
巷では「2億4000万の瞳」と呼ぶ人もいるアーモンドアイ22くん、私的にはガンダムUCのキーワード「可能性の獣」が頭に浮かびました。
獣というとやはり肉食っぽいので馬といういきものには馴染まない言葉かもしれませんが… 出資する仏様方は「それでもっ!」申し込むのでしょうしね。
アーモンドアイ22くんをガンダムUC的?(「オルフォイスへのソネット」のパロディ的)に表現するとこうかなー
おゝ、これは現実には(他クラブも含めて今年は他に)存在しないんじゃないかってくらいの額の馬。人々はその力を(未だ)知らず、それでもやはり母に似た――その駆ける姿、その歩みぶり、その頸を、そのしずかな瞳のかがやきすらを愛した。
とにかく、人間の期待や好奇の目を向けられる仔だと思うので、活躍の度合いに関わらず優しい人たちに囲まれて愛されてほしいと願ってしまいます。
預託予定厩舎について
母の管理をしていた名伯楽 国枝師のところへの預託が確定。国枝先生の定年も迫っていて、最後まで面倒を見てもらえない可能性はありますが、これは嬉しいポイントですね。
今まで長々とネガティブ思考で書きましたが、悪い予想なんて吹き飛ばすような超絶良い馬になっていることを期待しています。
早く育った姿を見てみたいなー
測尺
アーモンドアイの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
153.0 | 171.0 | 20.7 | 442.0 | 01/13 |
意外と数字からは「異形感」ないですね。(あまり綺麗な言葉ではないですが)
1月の前半生まれですからね、どうでしょう、1月生まれにしては小さい?こんなもの?
まぁ、初仔にしてはちゃんとしてますよね!管囲も太いし。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
とても元気で活気のある動画だったと思います。
1月生まれということで2〜3月生まれの仔たちに比べると立派に見えるのでどうもよくわかりません…あんまり悪い印象に繋がることを言いたくはないのですけど、ひょっとして…左後脚に対して右後脚はクッションが感じられないように思えるのですが…返しも弱い?
どうしても馬体のいい悪いがわからないので…これが他の人にも同様に見えるものであったとしても、故障の原因にならなかったらいいなと思います。
もう生まれてきてくれたことだけで既に優勝しますよね。
そんなお馬さんだと思っています。
ファイナルディシジョンの22
□募集番号:6
□500口 / 4,500万円 / 一口9.0万円
- 父 ロードカナロア × Super Saver
- 牝 鹿毛
- 誕生日 4/17
- 関東 黒岩陽一 厩舎預託予定
血統-ファイナルディシジョンの22
えっ、ファイナルディシジョンって母父His Majestyなの?!
His Majestyの父はRibot(1952年生)ですよ?!
しかも2013年生まれでまだ10歳…なんかすごい…。
母ファイナルディシジョンは、数年前他クラブの募集で人気になってたので名前は覚えていたのですが、母父、母母父までは見てなかったですわ…。
ちなみに、30年くらい前ですが「優駿」を愛読していた頃。「世界の種牡馬」みたいな連載で、当時まだ生きてたHis Majestyをグラビア付きで見たことがあるんです。(今井壽惠さんの写真だったかも)
それって中学生の頃なんですよね…はあぁ…あの頃はアラフォーの自分なんて想像できなかったなー…なー…
で、父はSuper Saver。2010年のケンタッキーダービー馬。父父Maria’s MonからMajesutic Prince 〜 Raise a Nativeへと遡るミスプロ(Mr. Prospector)を経ないRaise a Nativeの傍流。
傍流とは言っても、Maria’s MonからはSuper Saverの他に同じく2001年のケンタッキーダービー馬Monarchosなど活躍馬を何頭も出ている…
ということで本馬。ロードカナロア産駒なんですが、母9歳時の5番仔です。
若くていいですね!
曽祖母のCountess Northの半姉の子孫にデアリングタクトがいました。
でも、カナロア産駒かー。んー。
募集価格について
4,500万円の募集額は、それなりのものを持っている馬なのか、強気の値付けなのか…
ちなみに持ち込み馬として生産された初仔の父はのInto Mischiefで、セレクトセールを経て個人馬主所有となっています。
2番仔以降は、ノーザンファーム傘下のクラブで募集がされています。
ファイナルディシジョンの仔たちの価格と成績を見てみます。
初仔 | 父 Into Mischief(持ち込み馬) | セレクトセール | 8,640万円 | 3勝 | 現役 | |
2番仔 | 父 ハーツクライ | 7.5万 × 400口 | 1,800万円 | 5戦未勝利 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ロードカナロア | 9.6万 × 500口 | 4,800万円 | 1戦未勝利 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ダイワメジャー | 80万 × 40口 | 3,600万円 | 新馬 | 現役 | |
5番仔(本馬) | 父 ロードカナロア | 9万 × 500口 | 4,500万円 | −−−−−− | −−− |
本募集馬の父は、3番仔ディサイシヴと同じロードカナロア。
その3番仔ディサイシヴの全姉は1戦未勝利で抹消。
確かに全姉より少し安くはしてあるけど…これが「お詫び価格?!やったー!」なのか、ただ単に強気設定なのか…
よくわからないですね。
預託予定厩舎について
預託予定厩舎は黒岩陽一 厩舎。
黒岩師は先週の競馬終了時点で11勝。関東オークスで一番人気になったフェブランシェ、先日のユニコーンSを勝ったペリエールを管理しています。
結構ダート馬の管理も得意なのかもしれないですねー。
測尺
ファイナルディシジョンの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
155.5 | 171.5 | 20.2 | 437.0 | 04/17 |
この仔は4月生まれなのに、体高が高いですね!アーモンドアイっ仔とそう変わらない大きさです。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
カタログ見ると隣のページに同父のブラックエンブレムが載っているのでどうしても比較してしまいがちですが、一見、ちょっと短距離馬には見えないようなような長い胴をしています。
もう少し筋肉のメリハリが出てる方が惹かれますね…
動画では左前脚の出し方がやや良くない感じですね。ただ立ってる感じは悪くない気がするのですが…
前足の捌きとか肩の出とか動きの硬い柔らかい、馬体が緩い等はまだよくわかりませんですのでそこら辺は書きませんです。
パーシステントリーの22
□募集番号:11
□500口 / 5,000万円 / 一口10.0万円
- 父 キズナ × 母父 Smoke Glacken
- 牡 鹿毛
- 誕生日 4/24
- 関東 林徹 厩舎預託予定
血統-パーシステントリーの22
シルク民にはお馴染みの繁殖。
でも、私は一度も持ったことありません。何度か落選したり、申し込まなかったり。
でも、パーシステントリーって欧州最優秀3歳牝馬、GI8勝の往年の名牝Heavenly Prizeの孫なんですよねぇ…。
伯父に種牡馬Pure Prize、叔父に同じく種牡馬Good Reward。従兄弟にマンハッタンS(G1)勝ちのInstilled Regardがいます。
募集馬の曽祖母にあたるHeavenly Prizeの全妹もGI勝ち馬がおり、そのまた一代前の4代母のきょうだいたちに活躍馬多数だったようで、各々分枝にもGI馬が出ています。
さらに遡ってHeavenly Prizeの母のきょうだい達にも、GI勝馬が揃っています
とはいえ、突き抜けた馬は出ていないので、そろそろ一線級の活躍馬の誕生を期待したいところですね。
価格について
本募集馬は価格は5,000万円でございます。
パーシステントリーの仔たちの価格と成績を見てみます。
初仔 | 父 ディープインパクト | セレクトセール | 1億7,850万円 | 8戦未勝利 | 抹消 | |
2番仔 | 父 ディープインパクト | 10万 × 500口 | 5,000万円 | 2勝 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ディープインパクト | 20万 × 400口 | 8,000万円 | (中央)未勝利 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ディープインパクト | 20万 × 500口 | 10,000万円 | 2勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ダイワメジャー | 8万 × 500口 | 4,000万円 | 2勝 | 現役 | |
6番仔 | 父 ハーツクライ | 7万 × 500口 | 3,500万円 | 6戦未勝利 | 抹消 | |
7番仔 | 父 キズナ | 8万 × 500口 | 4,000万円 | 新馬 | 現役 | |
8番仔(本馬) | 父 キズナ | 10万 × 500口 | 5,000万円 | −−−−−− | −−− |
あれ?
一つ上の全姉ダブルハートボンドもシルク募集で一口8万円…。
この仔10万円ですよね…
姉(2月3日生)より生まれも3ヶ月近く遅いのに、1,000万円の値上げですね。
性別がこちらは牡だからですか。
「値段上げても売れるっしょ」が理由じゃないですよね…?
預託厩舎について
林徹厩舎は先週の開催が終わった時点で本年度12勝。
現役に安田記念連覇のソングラインと、先日の関東オークスのパライバトルマリン。
この2頭のせいでか一口馬主DBの厩舎分析ページが爆発しています。特に…
厩舎分析主要指標の一つの「クラブ馬回収率」が198%!
クラブ馬回収率とは募集金額に対する馬主向け全獲得金の比率です。つまりリターン率!
このクラブ馬回収率が高ければ高いほど、黒字化の期待が高まります。
また、他の以下指標もみると…
- 通算厩舎AEI:1.01
- 1.0が平均で、数値が大きいほど1頭当たりの獲得賞金が高い
- 通算厩舎CPI:0.86
- 1.0より数値が大きいほど入厩馬の質が高いといえる
- AEI/CPI:1.17
という状況で、CPIが低いのにAEIが高いという状況になっております。
そこそこのお馬さんでも、賞金が稼げる厩舎という見方!
でも高い理由は2頭が突出しているっていうことなので、全体的にみる必要がありますが…。
てか、ソングラインちゃんいいなぁ…(夢)
測尺
パーシステントリーの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
162.0 | 170.0 | 21.5 | 430.0 | 04/24 |
4月も末の生まれで体高162cmはさらに背が高いですね。しかも体重で困らなさそうな感じもしますね。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
これは…なんか皮膚薄そう…!ツヤツヤだー!
と思ったら動画では派手に前足回しながら歩いていました…
いやー、お馬さんの脚(関節)ってまっすぐな状態で生まれてくるのって案外難しいんですねぇ…
うーん、確かに私も足の長さ左右で違うもんね。(右足に比べて左足が短い)
プラウドスペルの22
□募集番号:15
□500口 / 3,500万円 / 一口7.0万円
- 父ドゥラメンテ×Proud Citizen
- 牝 青鹿毛
- 誕生日 3/13
- 関東 林徹 厩舎預託予定
血統-プラウドスペルの22
母はケンタッキーオークス馬プラウドスペル!
現在3歳の全姉にサンサルテーションがいます。
このサンサルテーション、まだゲート試験に受かっていない模様…。この時期でこれは不安…。
然しながら、現4歳の全兄アスクドゥラメンテは4戦3勝2着1回のほぼパーフェクトな成績です。
母プラウドスペル17歳時の12番仔。
相性が良いと判断されたのか、ダートで4戦3勝2着1回のパーフェクトな成績のアスクドゥラメンテ、未デビューのサンサルテーションに続く3度目のドゥラメンテ。
そうはいっても、この仔もダートなんでしょうか…
価格について
本募集馬の価格は3,500万円です。
プラウドスペルの仔たちの価格と成績を見てみます。
4番仔 | 父 Creative Cause (持ち込み馬) | 500万 × 10口 | 5,000万円 | 5勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ディープインパクト | 375万 × 40口 | 1億5,000万円 | 4勝 | 抹消 | |
6番仔 | 父 ディープインパクト | 375万 × 40口 | 1億5,000万円 | 2勝 | 抹消 | |
7番仔 | 父 ディープインパクト | 175万 × 40口 | 7,000万円 | 3戦未勝利 | 抹消 | |
8番仔 | 父 ディープインパクト | ***万 × 10口 | 1勝 | 現役 | ||
9番仔 | 父ドゥラメンテ | セレクトセール | 1億7,600万円 | 3勝 | 現役 | |
10番仔 | 父 ドゥラメンテ | 6万 × 500口 | 3,000万円 | 未出走 | 現役 | |
11番仔 | 父 リアルスティール | セレクトセール | 4,730万円 | 新馬 | 現役 |
4番仔以前は海外での産駒で、4番仔を受胎した状態で輸入されたのではと思われます。
4番仔以下の仔はノーザンファーム傘下のクラブで募集されています。10口分割の欄の年の馬は馬主登録をされている個人馬主さんの共有グループ、社台オーナーズの所有馬です。
余談となりますが…
競馬新聞で馬主欄が「吉田照哉」「吉田勝己」となっている馬って、大抵が吉田照哉社台ファーム代表あるいは、吉田勝己ノーザンファーム代表が、10口の内1口(以上)をもって、他の9口までを買った馬主さん達の代表として馬主登録されている社台オーナーズの馬であるかと思われます
そして、社台オーナーズは40口や400口分割のような「競走馬ファンド」ではなく「共有馬販売」となっていて、これはJRAのルールでも認められている馬主資格を持つ複数人での共有にあたります。
社台オーナーズで提供している共有馬販売というのは、「社台グループの良血馬は欲しいけど、セレクトセールで戦うほどの力は…」と言う馬主さんや、「現役馬がいなくなってしまったけど、馬主資格の維持をしたい…」と言う馬主さんにマッチするものではないでしょうか…
かなり脱線してしまいましたが、本募集馬に話を戻します。
本募集馬の父は、10番仔のサンサルテーションと同じ父ドゥラメンテ。
性別が同じなのに、この10番仔サンサルテーションより500万円募集価格が高い。
サンサルテーションは、あまりよくない状況ではありますが、妹は値上げっていうのはどう言う意味なんでしょうかね…
預託厩舎について
こちらも林徹厩舎。
こちらがダートなら、あちら(パーシステントリー)は芝で、路線違いで走りまくってさらに一口馬主DBの分析データをわけわからないことにしてくれるんじゃないでしょうか。
…そうだったらいいなぁ。
測尺
プラウドスペルの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
155.0 | 172.0 | 20.0 | 439.0 | 03/13 |
大体大きさはこんなもんでしょうか。小さいなって感じるところはなさそうかな。胸囲はもう少しあっても良いですけど。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
ちょっと首が短いんですねぇ。
動画の方はクッション効いた歩き方だなーって思いました。
前から見た時の動画が足の運びがバラバラに着地してたので参考になりませんでした…
たまたまなの?これがこの仔の普通なの?
首が短いのはちょっと好みではないんですけど、横から見た歩きかたは印象よかったです(相馬眼ゼロの人の感想です)
ユキチャンの22
□募集番号:16
□500口 / 3,000万円 / 一口6.0万円
- 父 ドレフォン × 母父 クロフネ
- 牝 鹿毛
- 誕生日 1/25
- 関東 武井亮 厩舎預託予定
血統-ユキチャンの22
母は日本の白毛を強くした&数を増やしてくれた白毛界のゴッドマザーことユキチャン。白毛馬で初めて(地方交流)重賞 関東オークスを勝った活躍馬です。
本馬はその娘であり、先日新馬勝ちが話題になったアマンテビアンコの半妹にあたり、現時点で3勝クラス馬ハイアムズビーチの全妹です。
母17歳時の8番仔。不受胎と流産があって、リピート生産に至った馬はこの仔だけなんですよね。
心臓麻痺でデビュー前に斃死した出資馬ラテマキアートの半妹でもあるので気になります。
って、鹿毛だこの仔!
白毛一族の中で、鹿毛…これは年上の姪に当たるメイケイエールを思わせるものがありますね。
価格について
本募集馬の価格は3,000万円です。
ユキチャンの仔たちの価格と成績を見てみます。
初仔 | 父 キングカメハメハ | 5万 × 500口 | 2,500万円 | 1勝 | 抹消 | |
2番仔 | 父 ハービンジャー | 4万 × 500口 | 2,000万円 | 4戦未勝利 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ロードカナロア | 5万 × 500口 | 2,500万円 | 2勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ヨハネスブルグ | 5.6万 × 500口 | 2,800万円 | 1勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ノヴェリスト | 3万 × 500口 | 1,500万円 | 未出走 | −−− | |
6番仔 | 父 ドレフォン | 5万 × 500口 | 2,500万円 | 3勝 | 現役 | |
7番仔 | 父 ヘニーヒューズ | 8万 × 500口 | 4,000万円 | 1勝 | 現役 | |
8番仔(本馬) | 父 ドレフォン | 6万 × 500口 | 3,000万円 | −−−− | −−− |
本募集馬の父は、6番仔のハイアムズビーチと同じ父ドレフォン。
その全姉と比較して500万円の値上がりです。
全姉ハイアムズビーチは8戦3勝。その全姉と同じ1月末生まれというのがポイントでしょうね!
血統的に筋肉量も多そうなので立派な馬体をしている可能性もありますね。
預託厩舎について
武井厩舎ですか。先週の競馬終了時で13勝。
開業9年目ですが、まだ若い先生で獣医師免許をお持ちです。
重賞はまだリエノテソーロの地方重賞3勝のみ。ダート勝利率は62%です。
なお我が家でも2歳のアーバンシック(エッジースタイルの21)がお世話になってます。
ユキチャンの仔であれば、ダート適性が高いでしょうし、厩舎もダート重賞馬を管理した実績がありますからそのあたりは心配いらないでしょう。
測尺
ユキチャンの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
157.0 | 184.0 | 20.8 | 480.0 | 01/25 |
ひょっとして胸囲が今年の募集馬中で屈指の大きさなのでは…?
これは結構良いのでは。エンジンが大きいってことですからね!名馬にはしばしば「普通の馬の◯倍の大きさの心臓を持っていた」なんて逸話がありますもんね!
ついでに馬体重も既に500kgが見えてこようかという数値。
ダートはダートは馬格が大きいほうがいいと聞きますし、ユキチャンの代表産駒もあるかもしれませんね!
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
カタログを見たとき⇨「心臓大きそうだなー」
動画を見て⇨「ドラム缶(に脚が4本ついた)みたいな馬だ…凄い質量を感じる…」
胴体の色んなところを動かして歩いているような印象を受けました。(どういう意味かは説明できないです)
右後脚を着地した時に一瞬僅かにぐにゃりってブレてた感じがしたのは気のせいでしょうか。
だからなんだというレベルだとは思います。
ラッドルチェンドの22
□募集番号:18
□500口 / 7,000万円 / 一口14.0万円
- 父 キタサンブラック × 母父 Smoke Glacken
- 牝 鹿毛
- 誕生日 4/29
- 関東 木村哲也 厩舎預託予定
血統-ラッドルチェンドの22
憧れのミエスク牝系です(母がMiesqueのひ孫)。なお、わたくしは去年のドゥラメンテ牡馬に申し込んで落選しています。
今年募集の仔は2010年生の母の8番目の仔です。
『世界一の馬』イクイノックスを輩出した、種牡馬としても素晴らしい成績を残しつつあるキタサンブラックの産駒。
半姉にクイーンS(GIII)連覇を含む重賞3勝7勝を挙げたテルツェット(父ディープインパクト)。
うーん、一回でいいからミエスク牝系の牝馬持ってみたいです…
でも、白老F生産は、クラブで走ったからと言ってクラブに回ってくるか分からなかったりするんですよね。
光輝く血統ではあるものの、活躍しても仔と巡り会えないかもしれないのは寂しさを感じますね。
出資馬の仔にも出資して活躍を願い見守って行くというのは、この趣味の醍醐味の一つでもあると思いますので…
価格について
本募集馬の価格は7,000万円です。
ラッドルチェンドの仔たちの価格と成績を見てみます。
初仔 | 父 ダノンシャンティ | 70万 × 40口 | 2,800万円 | 1勝 | 抹消 | |
2番仔 | 父 オルフェーヴル | 4.8万 × 500口 | 2,400万円 | (中央)未勝利 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ディープインパクト | 5万 × 500口 | 2,500万円 | 7勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父ドゥラメンテ | セレクトセール | 1億7,820万円 | 2勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 オルフェーヴル | セレクトセール | 8,580万円 | (中央)未勝利 | 現役 | |
6番仔 | 父 ダイワメジャー | セレクトセール | 1億7,600万円 | 1勝 | 現役 | |
7番仔 | 父ドゥラメンテ | 14万 × 500口 | 7,000万円 | 新馬 | 現役 | |
8番仔(本馬) | 父 キタサンブラック | 14万 × 500口 | 7,000万円 | −−−− | −−− |
産駒たちの実績をみると、んー。どうでしょう。
昨年の7番仔ドゥラメンテ産駒は牡馬。今年の8番仔は牝馬、でも価格は同じ。
値上げなのか?出来がいいのか?
ドゥラメンテよりキタサンブラックってことなのか…。
預託厩舎について
キムテツ厩舎。
例年、必ず3〜4頭が預けられるのですけど、今年は2頭。
「世界一の馬」イクイノックスを管理しており…高勝率調教師最優秀技術調教師も受賞されてます。
測尺
ラッドルチェンドの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
158.0 | 175.0 | 20.8 | 436.0 | 04/29 |
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
顔がお父さんに似てますね。流星も似た感じです。
見た目はすごくポイント高いですね。父に似た顔、似た顔の模様。
そしてスラリと長い脚…ちょっと頭は大きい気がしますが、それ以外は好みです…って、この仔もプラウドスペル、ユキチャンと印象の良かった馬たちと同じく牝馬だった…
いや、別にいいんですけどね。(候補が女子ばっかになっちゃう予感)
後肢の動きのリズムが気持ちよかったです。
だけど、歩いてる姿を前から見るとプラウドスペルの時みたいに前脚の着地がバラバラで良くわからない…
でも左前脚が若干おやっ?となりました。
気のせいだといいんですが…
ヴィクトリアピースの22
□募集番号:23
□500口 / 2,500万円 / 一口5.0万円
- 父 バゴ × 母父ヴィクトワールピサ
- 牡 鹿毛
- 誕生日 1/27
- 関東 稲垣幸雄 厩舎預託予定
血統-ヴィクトリアピースの22
母父にヴィクトワールピサってのが少々気になりつつも、貴重なバゴ産駒!
「シルク募集のバゴ産駒」というとブラックバゴ。オープン勝ちを含む7勝(うち中央4勝)を挙げる活躍をしています。
ちなみに「ノーザンF産のバゴ産駒」にはクロノジェネシスというでっかい金字塔も建っているので、これは無視できないです。
母ヴィクトリアピースは2016年生まれ。本馬は初仔。
ツルマルワンピースの娘で、半兄に有馬記念(GI)馬ブラストワンピース(父ハービンジャー)と半姉にフローラS(GII)2着のホウオウピースフル(父オルフェーヴル)がいます。
母系は輸入繁殖馬エラティス〜ツルマルワンピースの系統です。エラティスからは日経賞(GII)勝ち馬アルナスライン。他にキャロット会員さんにはお馴染みだった繁殖牝馬ティフィン、メガクライトが出ています。
あと、本馬はわたくし大好物の特殊インブリード持ち
父バゴの祖母(父の母の母)Coup de Genieと、母ヴィクトリアピースの曽祖父(母父の母父Machiavellian)が全きょうだい(兄妹)。
これが3×4になってるんですよ。
Coup de Genie(近年の子孫というと、国内だけとってもファンディーナやナムラクレアが出ています)と名種牡馬Machiavellianの2頭の母系は、近代競馬の分岐点の一つではないかと言うくらいの実績を残した大種牡馬Northern Dancerの母Natalmaに遡ることができます。
更にNatalmaの半姉にはCosmahがおり、このCosmahはサンデーサイレンスの父Haloの母。
本当に名血!
その他にこの姉妹以外にも実績を残したきょうだい達の子孫がおり、広がりすぎて把握しきれないほど。まさに名馬・名繁殖馬(種牡馬・繁殖牝馬)の枚挙のいとまがない。
なので、この特殊インブリードを持つこの仔には注目しています!
価格について
牡馬で5万円という価格はお手頃じゃないでしょうか。
何せ馬が高い昨今ですので…
見た印象もよければ候補にしたいなぁ…
預託厩舎について
稲垣厩舎…あんまり存じ上げないんですけども…まだ5年目の先生なんですね。
今年は先週の開催の終了時点で10勝。
ナムラカメタローの地方重賞が唯一の重賞勝ちみたいですが、現役管理馬一覧でシルク所属のシルブロンの名前を見つけて、昨年末の優勝で会員さんが歓喜してるのをお見かけしたのを思い出しました。
シルブロンの活躍何如でさらに厩舎に勢いが出るかもしれませんね!
測尺
ヴィクトリアピースの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
154.0 | 171.0 | 20.2 | 432.0 | 01/27 |
気持ちもうちょっとだけ胸囲があってもいいかなと思いましたですが、これなら十分候補にできるかなー、ってところです。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
カタログ写真では、なぜが腹毛がほわほわと写っていてほっこりしました。
「なんだか、おなか重そうだなー」って印象の動画でした。後ろ脚が着地の時にぐにゃぐにゃするのが気になりました…
これは、ちょっとどうするか迷っちゃうなー…なー…
ロザリンドの22
□募集番号:28
□500口 / 4,500万円 / 一口9.0万円
- 父 サトノダイヤモンド × 母父 シンボリクリスエス
- 牝 鹿毛
- 誕生日 3/18
- 関東 田中博康 厩舎預託予定
血統-ロザリンドの22
母ロザリンドは説明不要の名牝シーザリオの娘であり、社台スタリオンの主力種牡馬の1頭エピファネイアの1つ下の全妹。
きょうだいには朝日杯フューチュリティS(GI)勝ちの種牡馬リオンディーズ、皐月賞馬サートゥルナーリア、僭越ながら元出資馬ファーストフォリオなど。
母ロザリンド自身は未勝利ではありましたが、初仔は3勝を挙げたアーデンフォレスト、2番仔オーソリティ(父オルフェーヴル)は国内外でGII 3勝を含む8勝、ジャパンカップ2着の実績を誇る現役重賞馬。
3番仔(父スクリーンヒーローの牝馬)は体質が弱かったそうで未勝利でしたが、この辺りはひょっとしたら牡馬産駒が好実績を残しやすいシーザリオの特性?を受け継いでいる可能性もありますね。
そしてこの仔は牝馬…。
ロザリンド産駒もはや6番仔になりました。出産時は11歳。懸念があるとしたら、父サトノダイヤモンドの産駒成績がそれほどパッとしてないところ。
それでも、シーザリオの血の力で走ってくれたりするんでは…と思ってしまいますね。
価格について
9万円ですかー…リアルスティールの時よりは安いけど、オルフェより高いのか…
初仔 | 父 ルーラーシップ | 7万 × 500口 | 3,500万円 | 3勝 | 抹消 | |
2番仔 | 父 オルフェーヴル | 8万 × 500口 | 4,000万円 | 6勝 | 現役 | |
3番仔 | 父 スクリーンヒーロー | 7.5万 × 400口 | 3,000万円 | 4戦未勝利 | 抹消 | |
4番仔 | 父 リアルスティール | 12万 × 500口 | 6,000万円 | 1勝 | 現役 | |
5番仔 (本馬) | 父 サトノダイヤモンド | 9万 × 500口 | 4,500万円 | −−−− | −−− |
オルフェのコスパの良さが目立ちますね。
とはいえ、リアルスティールの仔も既に新馬勝ちしているのはさすがだと言わざるを得ない感じですが、やはり高いのではと思います。
預託厩舎について
田中博康厩舎は開業6年目。先週の開催終了時点で16勝。
管理馬にはフェブラリーS(GI)馬レモンポップ、オープン馬バジオウ、先週のラジオNIKKEI賞(GIII)での断然の一番人気での敗戦が衝撃を与えたレーベンスティールなど。
先生は元騎手の調教師としては結構成功している方なんでないかと思います。新進気鋭感もありますし…
期待できると思います。
測尺
ロザリンドの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
154.0 | 174.0 | 20.0 | 429.0 | 03/18 |
3月半ばの生まれ。1月末生まれのヴィクトリアピースより馬体重以外大きいのはいいんじゃないでしょうか。
生まれ月を勘案せず数字だけでみても標準的な大きさ?なんじゃないでしょうか。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
数字的にはそんなめちゃくちゃ体が大きいようには思えないですが、なんだか大きく見える不思議…
だけど、右後肢がぐにゅるってなってたのが残念です。
ロッテンマイヤーの22
□募集番号:30
□500口 / 6,000万円 / 一口6.0万円
- 父 アドマイヤマーズ × 母父 クロフネ
- 牝 鹿毛
- 誕生日 2/1
- 関東 新規開業厩舎預託予定*
血統-ロッテンマイヤーの22
我が家のメイン牝系ビワハイジ〜アーデルハイトの系統の出身。
2013年生まれの母ロッテンマイヤーは、アーデルハイトの2番仔でオープン勝ちがあります。
父新種牡馬アドマイヤマーズは朝日フューチュリティS、NHKマイルC、香港マイルのGlを3勝。
ただ、父父ダイワメジャーは、クラシックを取るようなスケール感のある産駒が少なかった印象なので、あんまり好きではないんですよね。
あんまり成長力があるタイプでもないし…
新種牡馬なので未知数なのですが、字面からもなんとなくマッチョ感が伝わる配合です。
実際、どうなんでしょうか(予想外にすらっとした仔が出たりして)
アーデルハイトの系統で2勝クラスの壁を越えられるかどうか…
切れる脚のある仔は少ないので…
価格について
初仔 | 父 エピファネイア | 11万 × 500口 | 5,500万円 | 新馬 | 現役 | |
2番仔 (本馬) | 父 アドマイヤマーズ | 6万 × 500口 | 3,000万円 | −−−− | −−− |
初仔がエピファネイアでの11万円に対して本馬は半分程度の価格に…
確かに未知数かもしれないけど、エピファネイアより合ってるかもしれないとは思います。
預託厩舎について
関東の新規開業厩舎です。開業される調教師の先生は毎年東西に複数いらっしゃるので、どなたが預かってくださるんでしょうか?
私自身、募集時に預託先が「新規開業厩舎」となっていた馬を持ったことがないのですが、新規開業の先生って何か既存厩舎の先生と何か違ったりするんでしょうか?
コメントが多い傾向にあるとか、一生懸命面倒見てくださってるのが伝わってくる…とかあるのかな?
ご経験者の方に伺ってみたいです。
測尺
ロッテンマイヤーの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
159.0 | 178.0 | 20.4 | 460.0 | 02/01 |
2月初めの生まれと割と早めに生まれた馬なこともあるのか、数値が結構頼もしいですね。
胸囲も大きめ。ひょっとして、ダート馬の可能性もありますか??
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
体は大きい方になるとは思うのですが、こじんまりした印象の動画でした。もう少し前脚の出が良かったり、肩が動いたり踏み込みが深かったら印象が良かったのですけど…歩幅の問題でしょうか?
あと、アーデルハイトの子供達によく見られた耳をせわしなく動かす癖があるのかな、と感じました。
個人的にこの「耳ピコ」をせず、集中できればもっと上のクラスまで行けるのではないかと思っているのですが…足も長いのでひょっとしたら大きなストライドで走れるのでは…
走ってみないとわかりませんが
シャンハイロックの22
□募集番号:33
□500口 / 3,500万円 / 一口7.0万円
- 父 シルバーステート × ロックオブジブラルタル
- 牡 青鹿毛
- 誕生日 2/17
- 関東 宮田敬介 厩舎預託予定
血統-シャンハイロックの22
おや、生産が新生ファームとなっていますね。
調べたところ、どうも去年のセレクトセール当歳部門で上場されたものをノーザンF名義で買われた馬のようです。
転載はしませんが、「No.395 シャンハイロックの2022」で検索すると、オンラインカタログが見られます。
写真が撮られた時期はいつなのかわかりませんが、雪がなく、冬毛がもこもこなのでそれなりに暖かくなってきた時期なのでしょう。
腕が太めなのと丸いおしりが印象的です。
母14歳時の9番仔で、前年度は不受胎。
こういうわざわざ買ってきた馬って割と成績いいイメージなので楽しみです。
潜在能力は他のきょうだい達よりありそう…?
価格について
初仔 | 父 アッミラーレ | 不明 | 地方1勝 | 抹消 | ||
2番仔 | 父 スマートボーイ | 不明 | 地方1勝 | 抹消 | ||
3番仔 | 父 スクリーンヒーロー | 北海道セレクションセール | 3,240万円 | 4勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父 カネヒキリ | 不明 | 9勝 | 現役 | ||
5番仔 | 父 フリオーソ | 不明 | 地方1勝 | 抹消 | ||
6番仔 | 父 フリオーソ | 不明 | 4戦未勝利 | 抹消 | ||
7番仔 | 父 スクリーンヒーロー | セレクトセール | 1,980万円 | 2勝 | 現役 | |
8番仔 | 父 スクリーンヒーロー | 不明 | 2戦未勝利 | 抹消 | ||
9番仔(本馬) | 父 シルバーステート | セレクトセール | 2,310万円 | −−−− | −−− |
門別産とはいえ…初仔と2番仔の父が門別だからなのかなー?って字面ですね。
ジェネラーレウーノの年から良さげな馬を付け始めた感じがします。
で、この募集馬は近年で一番種付料かかったんじゃないでしょうか。
生産した牧場が、期待入れて配合→いいとこあったからノーザンFも買った。って流れ?
こういうパターンは注目ですね。
預託厩舎について
今年は16勝。直近数年間では中央重賞を2勝。
宮田厩舎は我が家からも行っている仔(アルプスソング)がいますが、最近お世話になったばかりで未だよくわかりません…
シルクから今年行く募集馬の預託予定数は、キムテツ先生は2頭、宮田先生には3頭の予定。
ひょっとしたらですが、キムテツ先生が最優秀調教師賞などJRA賞を受賞するようになったので…
今度は宮田先生を推していこうという牧場側の意図があったりして…
測尺
シャンハイロックの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
147.0 | 176.5 | 20.0 | 440.0 | 02/17 |
ちょっと背が低めですが、胸囲もあるほうだと思いますし、馬体重も程よくていいですね。
投資額以上に活躍できるかもしれません。
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
お尻が大きいー!脚が短いー!
つなぎが長め?で角度も寝ています。芝向きってことでしょうか。
名馬に多いとされ、そこから縁起が良いと言われる「左後一白」
父シルバーステートと同じ青鹿毛の馬体に星一つ。
でも、実際いいような気がします。これは結構好きな感じです。
シルバーステート産駒の代表産駒になってほしいですね!
ボシンシェの22
□募集番号:36
□500口 / 2,000万円 / 一口4.0万円
- 父 スワーヴリチャード × 母父 Kingmambo
- 牝 鹿毛
- 誕生日 4/17
- 関東 田中剛 厩舎預託予定
血統-ボシンシェの22
本募集馬は、半兄に東海S(GII)を含む重賞2勝をあげたグレンツェント(父ネオユニヴァース)がいます。
母ボシンシェは、イギリス1000ギニー、チャンピオンSを含むGIを3勝したハトゥーフの娘です。パーシステントリーと同じく、往年の名牝の子孫ですね。
でも、ボシンシェは良血のはずなのになぁ…
ディープインパクト存命中に、ディープインパクトでなくてトップ種牡馬ではないキンシャサノキセキを連続でつけられてたり、別の年にはブラックタイドだったり…
ブラックタイドもキタサンブラックを出してるので、ダメだというわけではないのですが…
そしていつのまにか11番仔、出産年齢も18歳になってます…
父もキングマンボなのに、何が足りないんでしょう…
いつか名血爆発!となるのを期待しています。
若い種牡馬で新味が出ると良いのですが…
価格について
初仔 | 父 Tiger Hill | 不明 | 不明 | 不明 | ||
2番仔 | 父 Footstepsinthesand | 3.6万 × 500口 | 1,800万円 | 未出走 | 抹消 | |
3番仔 | 父 マンハッタンカフェ | セレクトセール | 2,520万円 | 1勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ネオユニヴァース | 4万 × 500口 | 2,000万円 | 中央6勝 / 地方5勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ダイワメジャー | セレクトセール | 3,672万円 | 1勝 | 抹消 | |
6番仔 | 父 ブラックタイド | 8万 × 500口 | 4,000万円 | 4戦未勝利 | 抹消 | |
7番仔 | 父 ネオユニヴァース | 8万 × 500口 | 1,980万円 | 2勝 | 抹消 | |
8番仔 | 父 キンシャサノキセキ | 4万 × 500口 | 2,000万円 | 10戦未勝利 | 抹消 | |
9番仔 | 父 キンシャサノキセキ | セレクトセール | 2,090万円 | 1勝 | 現役 | |
10番仔 | 父 オルフェーヴル | セレクトセール | 2,640万円 | 新馬 | 現役 | |
11番仔(本馬) | 父 スワーヴリチャード | 4万 × 500口 | 2,000万円 | −−− | −−−− |
今年は4万円か…関西馬では最安です。
評価が低いんだなぁ…(寂)
でもスワーヴリチャードの評判て案外悪くないようなので推していきたいですね。何せピラミマの仔、出資馬(バロッサヴァレー)の全兄なので…!
預託厩舎について
過去には皐月賞馬ロゴタイプや中山記念(GII)のフェデラリスト、中山グランドジャンプのマイネルネオスを管理していたことがあります。
とはいえ、今年はまだ3勝しかない様子…ここは若干心配かなぁ…。
測尺
ボシンシェの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
149.0 | 165.0 | 20.0 | 383.0 | 04/17 |
これはちょーっと小さめですね…
19歳時の仔ってことが心配材料になってしまいそうです…
カタログ・動画を見て:募集馬の印象
うーん、お尻にもう少しお肉が欲しいですねぇ…
動画の方では一生懸命歩いてましたねぇ…
ちょっと、見劣り感がありますか…
早めに勝ち上がりのチャンスが巡ってくれば、安心して待てるのですけど…小さいのでこれは成長待ちする覚悟も必要ですね。
アンセランの22
□募集番号:40
□500口 / 2,000万円 / 一口4.0万円
- 父 イスラボニータ × 母父 ドゥラメンテ
- 牝 青鹿毛
- 誕生日 3/5
- 関東 辻哲英 厩舎預託予定
血統-アンセランの22
母父を見て、「母父ドゥラメンテってもういるんだー…」と思ったら、母アンセランは未出走なんですね。
2018年生まれかー
4歳3月初旬に出産してるってことは、その前年の3歳時に同年代の馬たちが桜花賞・皐月賞といったクラシック走ってる頃には種付けしてたんですね
調べてみたら、2歳で未出走で屈腱炎で引退してた模様…
まぁ当然初仔ですが、若すぎる母ってどうなんでしょうか。馬によってはまだ馬体ができてきてない場合もありそうだけど…
でもあれか、種付け・受胎ができたんだから子が産めるくらいにはなってたのかな。
ちなみに、祖母タイタンクイーンの繁殖成績が素晴らしいです。
国内ではシルクで走った半兄ストロングタイタン(鳴尾記念 -GIIIを含む7勝)に始まり、半姉は先日引退したギルデッドミラー(武蔵野S-GIIIを含む含む4勝)と、6勝をあげたミラアイトーンがいます。
競走馬になれなかった(血統登録がされていない)仔と、未出走で終わった母アンセラン以外は全員勝ち上っています。
母系の曽祖母トラップパスの半兄に輸入種牡馬マイニングもいますね。
…ということで、祖母タイタンクイーンの子出しの良さと、父イスラボニータがミックスされて初仔から走ってくれるといいなと思います!
価格について
4万円…お手頃ですね。
「牧場の値付けは結構正しい」とは言われていますが、絶対ではないですし…
初仔とは言っても、これで走ればかなりの儲けものですよね。
イスラボニータだし…
預託厩舎について
辻厩舎は開業3年目の新しい厩舎です。今年はまだ4勝ですが、これからですね。
測尺
アンセランの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
150.0 | 170.0 | 20.5 | 416.0 | 03/05 |
これも小さめですねぇ。
やはり母が若すぎることが原因なのか、単純に初仔は小さく出たってだけなのか…
カタログ・動画を見て
この派手な顔と首の感じ、若干脚が短いフォルムがイスラ産駒ですねぇ…
適齢期に向けて、初めてだしお試しにイスラつけた感じでしょうか…?
動きには節穴素人の私にも目を引かれるようなわかりやすいところはなかったです。右の前脚がちょっと回ってる感じがありました…
サラキアの22
□募集番号:44
□500口 / 7,000万円 / 一口14.0万円
- 父 エピファネイア × 母父 ディープインパクト
- 牝 栗毛
- 誕生日 2/22
- 関西 池添学 厩舎預託予定
血統-サラキアの22
シルクHC所属馬として現役を送った母サラキアは20戦4勝。
5歳の夏の終わり小倉日経OP、続く府中牝馬S(GII)を連勝、そして迎えたエリザベス女王杯(GI)で2着。そして暮れの有馬記念でも2着に入るという、まさに晩成馬ここに開眼といった活躍でした。
確かにクラブの規約で牝馬の現役期間は6歳3月までとは知りつつも、「上がり馬、天に上る」の途中で引退になったかたちなので、「もう1戦くらいできたかも」「もう少し時間があれば…」と残念に思われた方も多いと思います。
まぁ、そんなサラキア(2015生)の初仔です。
祖母は本邦で素晴らしい繁殖成績を挙げているドイツオークス馬サロミナ。
叔父は朝日杯フューチュリティS(GI)勝ち馬の種牡馬サリオス。母系は代々Sから始まる名前を付けられてきたドイツの名牝系「Sライン」。魅力たっぷりです。
これは人気がでそう!
価格について
初仔に14万円かー…こんなもんかなぁ…って、もう感覚が麻痺しつつあるのですけどそうだなぁ…
ちょっと前なら総額5,000万円くらいで済んでたのでは…
サロミナの娘だから期待はできるんですけどねぇ…
でもすごい気になります。走る気がする…!(根拠のない予感)
厩舎について
走る予感はすれど、池添学厩舎…良血馬が毎年預けられるものの、なかなか芽の出ないことも多いという取捨選択に困る厩舎。
我が家でも4頭がお世話になったけど勝ち上がれたのは1頭のみ(しかも途中で転厩)
ここに行くというだけで検討から外すという方もあるようですね。
良血馬が多いので、爆発があってもいいはずなのですけどねぇ…
学先生を信じ、託し、見守り続けたものだけが出資馬が爆発した時、それまでの辛苦が報われ誰よりも恩恵に与れるのでは…
測尺
サラキアの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
149.0 | 170.0 | 19.0 | 391.0 | 02/22 |
のおぉー、ちょっと小さいー!
大抵の仔が400kgにのってきてるところを400kg切ってるのかー
遅生まれってほどじゃないのに…やっぱり初仔ってことなんでしょうね。
実はまだカタログ見ずに測尺のPDF見てる状況なので、後でカタログ見てみます。
血統は良いのでサイズがどうでもよくなるくらい惚れ込む可能性もゼロではないですね…
サロミナの22
□募集番号:53
□500口 / 7,000万円 / 一口14.0万円
- 父 ドゥラメンテ × 母父 Lomitas
- 牝 黒鹿毛
- 誕生日 1/27
- 関西 池添学 厩舎預託予定
血統-サロミナの22
母サロミナはドイツオークス馬。半兄にはハーツクライの正統後継者になれるか?!と期待がかかるサリオスと半姉に5歳夏に連勝での重賞制覇からエリザベス女王杯2着、有馬記念2着と尻上がりの成績を残したサラキア。母13歳時の9番仔です。
母サロミナのいいところって、母父がタイガーヒルなところだと思います。渋い。
なお、母の従姉妹に当たるのがドイツオークス馬セリエンホルデ。その仔に現役のNHKマイルカップ勝ち馬シュネルマイスター。
そして貴重なドゥラメンテ牝馬。
「私のリバティアイランドを探す」が今年のテーマになっているので、この仔は特に注目しています!
価格について
初仔 | 父 ディープインパクト | *** × 10口 | 不明 | 2勝 | 抹消 | |
2番仔 | 父 ディープインパクト | 12万 × 500口 | 6,000万円 | 4勝 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ディープインパクト | 20万 × 500口 | 10,000万円 | 地方1勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ハーツクライ | 14万 × 500口 | 7,000万円 | 5勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ディープインパクト | 不明 | 不明 | 4勝 | 現役 | |
6番仔 | 父 ディープインパクト | 14万 × 500口 | 7,000万円 | 3勝 | 現役 | |
7番仔 | 父 ハーツクライ | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
8番仔 | 父 ハーツクライ | 14万 × 500口 | 7,000万円 | 新馬 | 現役 | |
9番仔(本馬) | 父 ドゥラメンテ | 14万 × 500口 | 7,000万円 | −−− | −−− |
きょうだいたちは種牡馬となった半兄サリオス以来、14万円で価格は固定されてる感じですが、この仔も同価格です。
きょうだいたちと同じくらいやれそうか、もしくはこの価格でも納得(あるいは妥協)できそうか、はポイントではあると思うものの、父は早逝が惜しまれる「荒ぶる魂」ドゥラメンテ。
初めてのサンデー系以外との組み合わせですし、期待は「まだ」しています。
預託厩舎について
無情にも池添学の文字が…同じ年の姪にあたるサラキアの22もでしたでしょ…
確かに姉を預かっていた厩舎ならば安心とも思えるのですけど、素質が開花しない可能性、逆にこの馬の体質などに弱いところがあるのではも考えてしまいますねぇ…
やはり学先生を信じよというお告げなのか…
測尺
サロミナの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
155.0 | 178.0 | 19.8 | 451.0 | 01/27 |
大きさには問題なさげです。
ただ、左前脚が回っていますねぇ…ドゥラメンテの仔にはそれほど丈夫なイメージはないので故障の原因にならないか気になるところではあります。
ステップオブダンスの22
□募集番号:54
□500口 / 3,000万円 / 一口6.0万円
- 父 ドレフォン × ゴールドアリュール
- 牡 栗毛
- 誕生日 2/12
- 関西 高野友和 厩舎預託予定
血統-ステップオブダンスの22
母8歳時の2番仔です。
曽祖母はリセス。リセスと言ったらリストレーションとイブキリセス。って、思ったらダンスダンスダンスも姉妹だったのか…。
30年くらいの時を超えて知る事実
往年のダビスタにもタンスタンスタンスとして出てましたよね。懐かしい…
しかし、この母系…
まだ社台グループに残ってたんですねぇ…意外だなー。
リセスの名を往年のファンの人たちに思い出させるような活躍をしてくれたらいいなと思います。
価格について
初仔 | 父 ニューイヤーズデイ | 不明 | 不明 | 不明 | −−− | |
2番仔 (本馬) | 父 ドレフォン | 6万 × 500口 | 3,000万円 | −−−− | −−− |
よくよく調べたら、初仔の半兄は生まれてるけど血統登録がされていない…
残念ながらこれは何らかのアクシデントがあったんでしょうね…
ステップオブダンス産駒としては最初に競馬に向かうことになる彼が大活躍したらちょっとしたドラマかも…
ウマ娘だとそのあたりエピソードに入れられそう。
預託厩舎について
高野厩舎は我が家からもバロッサヴァレーがお世話になってます。
今年は先週の開催終了時点で17勝。
管理馬にはジャパンC(GI)制覇のショウナンパンドラ、大阪杯(GI)のレイパパレといった牝馬ながら古馬GIを勝った馬の他、秋華賞(GI)勝ちのスタニングローズなど牝馬の活躍馬が印象に強いです。
実績からも間違いなく厩舎の力は一線級だと思うので、もしかしたら素質が高いのかもしれないですね!
測尺
ステップオブダンスの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
154.0 | 176.0 | 20.5 | 438.0 | 02/12 |
やはりスパルタ調教の厩舎でトレーニングを積むためには満遍なく育った強い体が必要に違いない。なんだけどなんか前足のつき方が窮屈に見えるんですよね…(気にしなくていいのかどうかわからない)
ルナステラの22
□募集番号:57
□500口 / 3,000万円 / 一口6.0万円
- 父 ルーラーシップ × 母父 ディープインパクト
- 牝 黒鹿毛
- 誕生日 2/8
- 関西 武幸四郎 厩舎預託予定
血統-ルナステラの22
ルーラーシップと初供用繁殖ルナステラによる初仔。ルナステラはシルク所属で現役生活を送り、14戦3勝。募集時は1口10万円。
半兄には今年初年度産駒がデビューする種牡馬スワーヴリチャードと、ホワイトマズル晩年の素質馬だった種牡馬バンドワゴン。
なお、半妹には出資馬バロッサヴァレーがいます。
父ルーラーシップの仔は晩成傾向が強くて鈍臭いイメージであんまり好きじゃないんですよね…
現役時代のルーラーシップ自体は割と好きな方だったのですが、種牡馬としては産駒は検討のランクが下がっちゃいます…。
やっぱり未勝利の期間に勝てないとお別れになっちゃうので…。
この仔はどうでしょうか。
価格について
母は3勝馬なので、まぁこんなもんでしょうか…
初仔だからもう500万円安かったら嬉しかったですねー。牝ですし。
祖母ピラミマの仔は毎年のようにポテンシャルが高そうな仔が出てきていたので、血統的にも牧場から母にかかる期待は高いと思います。
まずはこの仔でどれくらいやれるのかといったところでしょうか。
預託厩舎について
幸四郎厩舎!
実兄の武豊騎手とのタッグでクラシック挑戦とかできたら盛り上がるでしょうねー!
現在の厩舎の勝利数は16勝。
名門 音無厩舎や須貝厩舎といった一流厩舎と同じ勝利数!
調べたら、はや開業6年目なんですねぇ…
今年の3歳世代ではライトクオンタムが桜花賞2番人気に押されるなど注目を集めましたし、地方重賞勝ちのセキフウ、藤田晋オーナーの5億円馬ドーブネも管理しています。
結構悪くないですよね、幸四郎厩舎。
測尺
ルナステラの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
151.0 | 173.0 | 19.1 | 392.0 | 02/08 |
うーん、どうでしょうねー。
初仔ハンデと晩成傾向の父という二重の懸念がありますが…
ハウナニの22
□募集番号:58
□500口 / 3,500万円 / 一口7.0万円
- 父ナダル×母父ロードカナロア
- 牡 白毛
- 誕生日 4/28
- 関西 清水久詞 厩舎預託予定
血統-ハウナニの22
新種牡馬ナダルと2015年生の初供用繁殖牝馬ハウナニによる初仔です。
母ハウナニは、ユキチャンの娘でシラユキヒメの孫でもあります。ソダシやメイケイエールの従兄弟で、これだけでスター性を持ってます!
今年募集のユキチャンの仔は鹿毛だったのですが、娘のハウナニの仔はどうでしょう?
父ナダルは未知数なので、どうしても毛色が気になります。
一口に白毛といっても真っ白な白毛なのか、メイケイエールの母ブチコや元出資馬ラテマキアートのような白地にブチ毛の白毛なのか?
どんな白毛の仔か気になる所です。
「すっっげえぞ!!!」って能力を秘めている可能性もありますね。
価格について
ダートの地方重賞を勝ったユキチャンの娘ながら芝で2勝をあげている母と、アメリカのクラシック候補だった父。
もう500万円安くてもいいんですよシルクさん!
…500万円は特別白毛料ですか。そうですか。
預託厩舎について
清水厩舎!
これは期待できるかも…!
顕彰馬キタサンブラック、札幌記念(GII)を含む重賞4勝トウケイヘイロー、1,000万下2着から6連勝で1年かからずオーストラリアのGI制覇にまで至ったメールドグラースなどを管理。
出資馬シュヴァリエローズもお世話になっています。
今年の勝利数も既に21勝。
白毛料と清水厩舎料込みで3,500万円は安く感じてきたですよ!
測尺
ハウナニの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
148.5 | 167.0 | 20.8 | 395.0 | 04/28 |
ふむふむ。懸念は遅生まれ。全てのリスクは遅生まれに起因してそう…
モルジアナの22
□募集番号:68
□500口 / 4,500万円 / 一口9.0万円
- 父サートゥルナーリア × 母父Dubawi
- 牡 栗毛
- 誕生日 2/22
- 関西 新規開業厩舎預託予定*
血統-モルジアナの22
みんな待ってたサートゥルナーリアですよ!
母は2012年生の名繁殖サマーハの娘(初仔)で、本命視されたレースを前に調教中に事故死した幻の天皇賞馬シャケトラの半姉であり、自身も4勝を挙げる活躍をしています。
あと、私の出資馬ビダーヤ(父リアルスティール)の半姉でもあったりします。
祖母であるサマーハのきょうだいには、海外GI 2勝を含む8勝を挙げたMamoolと、繁殖牝馬カリスペルが出ています。
なお、社台・サンデー募集馬のサートゥルナーリア産駒は、案外細いというかボリュームの控えめな仔がいましたが、この仔は母モルジアナと同じ栗毛ですし母の影響が強そうです。
ちなみに兄姉たちも全員栗毛でムキムキ。
きょうだい同様ムキムキの馬体になってそうですね。
複数勝利も期待できそうですし、これは人気になるでしょうね。
価格について
初仔 | 父 ダイワメジャー | 4万 × 500口 | 2,000万円 | 2勝 | 現役 | |
2番仔 | 父 スクリーンヒーロー | 4万 × 500口 | 2,000万円 | 6戦未勝利 | 現役 | |
3番仔 | 父 ミッキーアイル | 7万 × 500口 | 3,500万円 | 新馬 | −−−− | |
4番仔 (本馬) | 父 サートゥルナーリア | 9万 × 500口 | 4,500万円 | −−− | −−−− |
既に4頭目の仔かー。
「サマーハの娘だしサンデーもミスプロもつけられるんだからもっといい種馬をお願いしますよー」と思ってたんですが…
ピチピチの売り出し中の種牡馬キター!!
って感じの血統表になりました。
母の繁殖牝馬としての評価は悪くないけどまだこれからってところ、父も新種牡馬なので、早めに手をつけておくのはアリですよね!
預託厩舎について
関西の新規開業厩舎…ひょっとして福永厩舎なのでは…?!
福永先生にお世話になりたい勢はこちらに申し込むんじゃないでしょうか。本馬の得票数は馬の人気に加えて厩舎人気も加わりそうですね。
(福永厩舎じゃなかったらごめんなさい)
測尺
モルジアナの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
152.5 | 170.5 | 20.8 | 435.0 | 02/22 |
これは人気でそうですねー!
注目の募集馬②:気になる馬
トレジャーステイトの22
□募集番号:39
□500口 / 4,000万円 / 一口8.0万円
- 父フィエールマン
- 牡 鹿毛
- 誕生日 2/23
- 関東 手塚貴久厩舎
母トレジャーステイト自身は中央3勝と地方2勝の16戦5勝。
シルク所属で募集額は2,500万(1口5万円×500口)でした。
オープンクラスには届かなかったものの、現在はシルクOG繁殖として活動しています。
血統-トレジャーステイトの22
血統的には名族の枝の末裔といった感じ。
曽祖母の半姉には、欧州2歳チャンピオンでフランス1000ギニー(G1)を含むGI 3勝をあげたCulture Vultureがいます。
古く4代母まで遡ると、従兄弟やおじ、従姉妹の仔に種牡馬Polish Precedent、Zilzal、 グッバイヘイローの母Pound Foolishと、輸入種牡馬ラシアンルーブルの姉弟や、同じく輸入種牡馬ポッセ*シンコウラブリイ母父、マイニング、オウインスパイアリングといった、往年の競馬ファンに馴染みのあるお馬さんが多くいます。
価格について
初仔 | 父 スクリーンヒーロー | 5万円 × 500口 | 4勝 | 現役 | |
2番仔 | 父 ダイワメジャー | 6万円 × 500口 | 5戦未勝利 | 抹消 | |
3番仔 | 父 サトノアラジン | 7万円 × 500口 | 新馬 | 現役 | |
4番仔 | 父 フィエールマン | 8万円 × 500口 | −−−− | −−−− |
初仔は毎日杯(Glll)勝ちのピースオブエイト。
初仔から重賞馬が出ています。しかも父はスクリーンヒーロー。
募集の度に順調に価格が上がっています。
本馬の父はフィエールマン。昨年の募集から登場したフィエールマンとかアルアインの産駒は人気ですよね。
とはいえ、ダイワメジャーよりフィエールマンが価格が高いというのは興味深いですねぇ。
預託厩舎について
父フィエールマンと同じ手塚貴久厩舎を予定。
他にも現役ではNHKマイルC(Gl)のシュネルマイスター、今年の皐月賞馬ソールオリエンスを始め活躍馬が多く所属しています。
2023年は7月時点で18勝。厩舎の管理力に関しては心配無用でしょう。厩舎名だけで候補にされる方も少なからずおられるのではないでしょうか。
フィエールマンには種牡馬として成功して欲しいですねぇ。
測尺
測尺を見てみます。
馬体も大きめで体重も申し分なく管囲も十分。
腕も太めに感じるし、肩から頭にかけて先の感じが印象的です。
トレジャーステイトの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
157.0 | 172.5 | 20.5 | 431 | 02/23 |
動画の方はなんか、すごく元気に歩いていて、前に進む気が満々に見える活気のある動画だったと思います。
脚の運び方にもあんまり癖がないように思えました。
イストワールファムの22
□募集番号:35
□500口 / 4,500万円 / 一口9.0万円
- 父サートゥルナーリア
- 牡 黒鹿毛
- 誕生日 3/17
- 関東 鹿戸雄一厩舎
血統-イストワールファムの22
2014年生まれの母イストワールファムは4勝を挙げたシルクOGです。一族には活躍馬多数。
本馬は8歳時に産んだ2番仔。
母イストワールファムは牝馬二冠を制した名牝ベガのひ孫
そして、繁殖牝馬の成績が上がってくることが多いのは2番仔以降と言われています。
一方、父サートゥルナーリアは、父にロードカナロア×母にシーザリオ。
半兄にエピファネイアがいます。
ベガの牝系とシーザリオの牝系が出会った配合
ただ父サートゥルナーリアは初産駒は来年デビューという未知の存在です。
測尺
イストワールファムの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
151 | 166.5 | 20.6 | 419 | 03/17 |
数字を見るとややまだ背が低く、体重も胸囲ももう少し欲しいかなとは思いますが、3月半ば産まれなのでこれから育ってくれることを期待したい感じですね。
カタログ・動画を見て
なんだか品のある可愛い顔ですね。名馬に多いと言われ、縁起の良いとされる左後一白。
確かに足はちょっと短いような気もしますが、他のとこはよくわかんないです…
もう少しメリハリが出てたら節穴な私にも分かりやすかったんですが…
動画の方はこちらも元気に歩いてるのはいいんですけど、もうちょっと真っ直ぐ歩いて欲しいかなー…
去年生まれたばっかりの仔馬なのはわかってるんですけど…判断つかないんだよ…
エスメラルディーナの22
□募集番号:48
□500口 / 5,000万円 / 一口10.0万円
- 父オルフェーヴル
- 牡 鹿毛
- 誕生日 2/10
- 関西 池添学 厩舎
母エスメラルディーナは関東オークス(JpnII)の他、韓国に渡ってトゥクソムカップ(韓国G3)レースを勝ったダート馬です。
また、3歳限定戦の芝オープン戦1着とフィリーズレビュー(Gll)3着という芝の実績もあるので、ひょっとしたら両方いけるかもしれませんね。
価格について
初仔 | 父 ゴールドアリュール | −−−− | −−−− | −−−− | |
2番仔 | 父 ドゥラメンテ | 6.4万円 × 500口 | 12戦5勝 | 現役 | |
3番仔 | 父 キンシャサノキセキ | 7,920万円 / セレクトセール | 6戦1勝 | 現役 | |
4番仔 (本馬) | 父 オルフェーヴル | 10万円 × 500口 | −−−− | −−−− |
初仔は、血統登録はされたものの、おそらく競走馬にはなれなかったということだと思います。
父ドゥラメンテの2番仔アリーヴォは、大阪杯(G1)3着と小倉大賞典(G3)に優勝して初仔の無念を晴らす活躍。
2番仔アリーヴォは完全芝馬だったのですが、本馬は父がオルフェーヴルで芝・ダート両方いける血統。
「芝がダメでも、ダートなら…」って前向きに転向できるのでいいと思います
とはいえ、10万円かー。
ダート馬かもしれない馬に10万円…これをどう思うか?
測尺
エスメラルディーナの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
155 | 171 | 21.5 | 447 | 02/10 |
管囲は全募集馬の中央値よりも1cm以上太く、体重も20kg程度重い。それ以外は中央値の大きさ。
まぁ、無難な測尺値ではなさそうです。
預託予定厩舎
毎年、良血馬が多数預けられるもイマイチ血統の通りに活躍しない。池添厩舎。
預託先がここだというだけで避ける方も少なくないと聞きますが…
ここらで盛大に才能開花してくれてもいいと思うのですが…一応、母の産駒は今の所勝ち上がり率100%ですしね…。
カタログ・動画を見て
ちょっとおしり小さいですか?
なんだか不思議なバランスの馬ですねぇ。動画はちょっとゴトゴトしてるように見えたのと、後ろ脚は柔らかいように見えますね。
マルーンエンブレムの22
□募集番号:69
□500口 / 3,000万円 / 一口6.0万円
- 父スワーヴリチャード
- 牡 栗毛
- 誕生日 2/3
- 関西 武英智 厩舎
血統-マルーンエンブレムの22
母マルーンエンブレムは、現役時代2勝を挙げているシルクOG繁殖馬。
母マルーンエンブレムの募集価格は6万円×500口でした
母マルーンエンブレムの半妹にはウィクトーリアがいます。
中間発表で人気上位のウィクトーリアの22とは従兄弟同士にあたります
祖母は秋華賞(G1)の勝ち馬ブラックエンブレム。
祖母のいとこには京都大賞典(G2)、京都記念(G2)を含む8勝を挙げたナリタセンチュリーと地方重賞エンプレス杯(G2)のニシノナースコール。
私が一口馬主を始めた頃は「ブラックエンブレム産駒は毎年人気になり、〇〇〇〇エンブレムって名前で結構走る」って印象で、申し込んでも当たらないっていう状況でした。
ということで、2015年生まれの母マルーンエンブレムの初仔です。
父スワーヴリチャードは、今年デビューした初年度産駒が好調です。
話は分かりますが、私の出資馬である母エッジースタイルの2歳馬(アーバンシック)も父スワーヴリチャードです。3日ほど前に初めての追い切りを行い「前進気勢にかけるものの、全力を出さずに早めのタイムを出しているのは能力が相当高いのだろう」という武井師からのコメントが出て心が躍ったところです。
スワーヴリチャード、ハーツクライの後継筆頭になれるように願いたいですね。
測尺
マルーンエンブレムの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
151.5 | 174.0 | 20.3 | 415 | 02/03 |
首が短く、やや胴は短め。つなぎが長めで寝ている…
体高はもう少しあった方がいいけど、胸囲は中央値よりやや上くらい。体重ももう少しあってもいいかなぁ。
2月の初め生まれなので全体的にもう少し育ってて欲しいけど、体が小さく出やすい初仔だと思えば十分なんでないでしょうか?
預託予定厩舎
武英智厩舎は開業6年目。2023年7月時点で15勝。
武豊騎手・武幸四郎調教師とは血縁関係
普段はおとなしいのにレースになるとバーサーカー化するメイケイエールを管理する若手調教師ってイメージです。
仮に多少気性が激しくても、上手く扱ってくれそうな気がしてしまいます。
カタログ・動画を見て
「全体的に丸い」という謎の印象を受けました。
動画だと両前脚はいいけど左後ろ脚に違和感があるようなないような…
ウィクトーリアの22
□募集番号:24
□500口 / 5,000万円 / 一口10.0万円
- 父リアルスティール
- 牡 鹿毛
- 誕生日 3/8
- 関東 宮田敬介 厩舎
血統-ウィクトーリアの22
母ウィクトーリアは、フローラS(Gll)を含む3勝でシルクOG繁殖馬。
母ウィクトーリアの募集価格は5.6万円×500口でした
母ウィクトーリアの半姉にはマルーンエンブレムがいます。
マルーンエンブレムの22とは従兄弟同士で祖母は秋華賞(G1)馬ブラックエンブレム。祖母のいとこにナリタセンチュリーとニシノナースコールがいます。
価格について
本募集馬は、ウィクトーリアの初産駒アリスヴィクトリア(父ロードカナロア/12万円×500口)に続く2番仔です。
半姉のマルーンエンブレムの22が6万円の一方。こちらは10万円ですかー。
本募集馬はGll勝ち馬の母ウィクトーリアと、父リアルスティール。マルーンエンブレムの22は、母マルーンエンブレムが条件馬で、父スワーヴリチャード。
母父も違うから値段も違って当然なんだけど…
こういうのはどちらが活躍するか気になりますね。
測尺
ウィクトーリアの22 | ||||
体 高 (cm) | 胸 囲 (cm) | 管 囲 (cm) | 体 重 (kg) | 生年月日 |
156 | 177 | 21.5 | 464 | 03/08 |
全ての数値が中央値以上の大きさなのでサイズ感に関しては心配なさそうです。
預託予定厩舎
宮田敬介厩舎は開業4年目。2023年7月時点で16勝。
私の出資馬にも宮田厩舎にお世話になってる馬がいます(アルプスソング)
所属馬の重賞受賞馬は、Glll勝ち馬が2頭のみではあるのものの、これからの厩舎なんじゃないかなと思います。
宮田先生はノーザンFから競馬学校厩務員課程に進まれており、開業前には国枝厩舎に所属されていたこともあるそうです。
2023年度はシルクから宮田厩舎へ3頭預託予定という状況。密に連携を取れる厩舎として新たに宮田厩舎力を入れるのかなぁ。
そろそろ、牧場側も走る馬を入れてくる時期なんじゃないでしょうか?どうでしょう?
カタログと動画を見て
すごく腰の高さが目立ちますね。
名馬に多いとされ縁起がいいと言われる左後一白。
動画はガチャガチャした歩きであんまりよくわかんなかったです…
みなさんどこに惹かれて票を入れられたんでしょうか…
アピールllの22
□募集番号:4
□500口 / 2,000万円 / 一口4.0万円
- 父ダイワメジャー
- 牡 黒鹿毛
- 誕生日 4/14
- 関東 加藤士津八 厩舎
母アピールllは海外で3勝*JBIS記載。本募集馬は2008年生まれの母の9番仔(出産時14歳)です。
血統-アピールllの22
母父Selkirkは、Mr. Prospectorと、その父であるRaise a Nativeも経由しないNative Dancerの直系。
なお母母父はLinamixで、Linamixの父はメンデスでLyphard系。
なので、母アピールllはNative Dancerの直系であり、稀少血統のLyphard系も受け継いでいます。
ちなみにメンデスといえば、ホモ芦毛(芦毛の仔しか出ない)種牡馬で、「芦毛は正義信者」には神体質の馬でした。
価格について
初仔 | 父 Fastnet Rock(AUS) | 海外 | 4勝 | ||
2番仔 | 父 Siyouni(FR) | 6,048万円 / セレクトセール | 3戦1勝 | 抹消 | |
3番仔 | 父 ヴィクトワールピサ | 1,088万円 / セレクトセール | 26戦1勝 | 抹消 | |
4番仔 | 父 ダイワメジャー | 3,888万円 / セレクトセール | 17戦1勝 | 抹消 | |
5番仔 | 父 ハーツクライ | 9.5万円×400口 | 13戦0勝 | 抹消 | |
6番仔 | 父 キズナ | 不明 | 地方 24戦1勝 | 現役 | |
7番仔 | 父 ジャスタウェイ | 3.2万円 × 500口 | 1戦0勝 | 現役 | |
8番仔 | 父 ダイワメジャー | 6.5万円 × 400口 | 新馬 | 現役 | |
9番仔 (本馬) | 父 ダイワメジャー | 8万円 × 500口 | −−− | −−−− |
高齢となった14歳時の仔が爆発はできるんだろうか…
母アピールllの産駒での最高成績は、新潟2歳(Glll)2着、デイリー杯2歳S(Gll)3着した全兄ペールエール。
そこまで行けるのかと言われるとどうでしょう…
また、22年産駒である本募集馬の下の全弟(10番仔)レトリカルは、血統登録機関JAIRSによると坂東牧場産になっています。おそらくですが、ノーザンFから放出されているんですよね。なんか、こういう状況って不安になりますねぇ…評価が低いから放出となる訳ですし…
なお母アピールllは、2年前のミックスセール(ノーザンFの主催で自社の繁殖牝馬と仔馬を放出するセリ)に上場されて主取り*になってるんですよね…
確かに過去には、社台Fから放出されたデアリングバードが三冠牝馬デアリングタクトを産んだみたいな例はあるんですが…
本募集馬と同じように母がセリに出されて主取りとなった状況は、私の出資馬ファンネルマークも同様なんですけど、ファンネルマークも結局未勝利なんですよねぇ…
預託予定厩舎
厩舎は美浦の加藤士津八厩舎。
開業5年目ですけど、先週の競馬終了時点で13勝。管理所属馬にこれといった活躍馬はいません。出資馬ではエレボアブランシュがお世話になっています。
カタログ・動画を見て
実際の馬体を踏み込みがなかなかいい感じにみえるんですよね。
特に後脚。
ただ、今までの産駒の実績や預託厩舎を見ると微妙なんですよね。ちょっと心配な感じ。
お馬の指標など
測尺とは
測尺とは、競走馬の体格を評価するための重要な指標の一つです。
具体的には、馬の体高、胸囲、管囲(前足の膝下の太さ)、体重を指します。
馬も人間と同じように体の大きさはバラバラです。測尺を見て成長具合がどうなのか?を考えてみたり、過去に活躍したお馬さんの測尺と比較したりします。
- 体高: 馬の肩から地面までの高さを測定します。体高は馬の大きさを示します。
- 胸囲: 馬の胸部の一番大きい部分の周囲を測定します。
- 管囲: 馬の前脚の一番細い部分(だいたい膝下)の周囲を測定します。
- 体重: 馬の全体の重さを測定します
募集馬の測尺ランキング
体高
大きい順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | パーシステントリーの22 | 162.0 | 04/24 | |
2 | バラダセールの22 | 162.0 | 01/12 | |
3 | メリーウィドウの22 | 160.5 | 03/05 | |
4 | ジョイカネラの22 | 159.5 | 02/12 | |
5 | ロッテンマイヤーの22 | 158.5 | 02/01 |
小さい順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | ジーナスイートの22 | 145.5 | 05/12 | |
2 | シャンハイロックの22 | 147.0 | 02/17 | |
3 | ムーンライトナイトの22 | 147.0 | 03/18 | |
4 | チリーシルバーの22 | 147.5 | 04/10 | |
5 | ジュベルアリの22 | 148.5 | 04/09 | |
ハウナニの22 | 148.5 | 04/28 |
遅生まれのパーシステントリーの22が一番背が高いとは…
胸囲
大きい順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | メリーウィドウの22 | 190.0 | 03/05 | |
2 | ユキチャンの22 | 184.0 | 01/25 | |
3 | マイハッピーフェイスの22 | 183.0 | 04/23 | |
4 | ジョイカネラの22 | 182.0 | 02/12 | |
5 | クードラパンの22 | 180.0 | 03/01 |
小さい順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | ジーナスイートの22 | 160.5 | 05/12 | |
2 | エノラの22 | 162.5 | 04/17 | |
3 | ボシンシェの22 | 165.0 | 04/24 | |
4 | オンディナドバイの22 | 165.0 | 03/04 | |
5 | アピールllの22 | 166.0 | 04/14 |
管囲
太い順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | マイハッピーフェイスの22 | 22.1 | 04/23 | |
2 | クローバーリーフの22 | 22.0 | 04/09 | |
3 | パーシステントリーの22 | 21.5 | 04/24 | |
4 | エスメラルディーナの22 | 21.5 | 02/10 | |
5 | ウィクトーリアの22 | 21.5 | 03/08 |
細い順 | 馬名 | 寸法 (cm) | 誕生月日 | |
1 | チリーシルバーの22 | 18.0 | 04/10 | |
2 | ジーナスイートの22 | 18.2 | 05/12 | |
3 | モアザンセイクリッドの22 | 19.0 | 04/27 | |
4 | ジュベルアリの22 | 19.0 | 04/09 | |
5 | ピクシーホロウの22 | 19.0 | 03/09 | |
5 | サラキアの22 | 19.0 | 02/22 | |
5 | イルーシヴグレイスの22 | 19.0 | 03/05 | |
5 | ジーナアイリスの22 | 19.0 | 02/08 |
チリーシルバーの22の18cmは、さすがに細すぎて心配。劇的に大きくなる部分じゃないし…
体重
重たい順 | 馬名 | 馬体重 (kg) | 誕生月日 | |
1 | メリーウィドウの22 | 514.0 | 03/05 | |
2 | バラダセールの22 | 495.0 | 01/12 | |
3 | ソーディヴァインの22 | 483.0 | 03/25 | |
4 | マイハッピーフェイスの22 | 482.0 | 04/23 | |
5 | ユキチャンの22 | 480.0 | 01/25 |
軽い順 | 馬名 | 馬体重 (kg) | 誕生月日 | |
1 | チリーシルバーの22 | 362.0 | 04/10 | |
2 | ジーナスイートの22 | 364.0 | 05/12 | |
3 | モアザンセイクリッドの22 | 364.0 | 04/27 | |
4 | アピールllの22 | 345.0 | 04/14 | |
5 | イルーシヴグレイスの22 | 373.0 | 03/05 |
募集馬中、最も重い馬と軽い馬の差は実に152kg…
ジーナスイートは小さいほうランキングに全部入ってますね…あと、チリーシルバーも3項目に。
メリーウィドウとマイハッピーフェイスが大きいほうランキングの3項目に入っていました。
特にマイハッピーフェイスは4月後半生まれだったりします…
結構おもしろい結果になりましたですね。
2023年度の変更点と補足
1.5次募集について
1.5次募集とは、1次募集で全て落選となった会員を対象に、1次募集で満口とならなかった募集馬を対象に実施される募集です。
1次募集と1.5次募集の違いは以下の通りです。
1次と1.5次募集の違い | 1次募集 | 1.5次募集 |
申し込み口数 | ・1頭あたり最大10口 ・1人あたり最大10頭 | 1人あたり1頭1口まで |
抽選方法 | 500口の内、 ・300口が実績枠 ・200口が抽選枠 | 残口数に対して抽選 実績制度の適用なし |
受付対象者 | 全会員 | 1次募集ですべて落選となった会員 |
支払い方法について(変更点)
各クラブともに、申し込み当選時の支払い方法には”一括払い”と”分割払い”の2通りが用意されています。
シルクホースクラブにおいても、一括・分割払いの2通りがありますが、今年度から分割払いの分割上限回数が最大4回までになりました。
今までは9回が分割上限数だったから、分割可能回数が最大4回に減った…
分割回数早見表 | |||
申込月 | 8月 | 9月 | 10月 |
分割回数 | 4回 | 3回 | 2回 |
なお、分割の支払い方法を選んだ時点で最大分割回数が適用され会員側では分割回数を選べません。
分割回数を減らすことは、クラブ側にとってはキャッシュフロー上のメリットがありますし、未回収リスクも減ります。
ただ、どうなんでしょうね?この変更。ほかにも理由があるのでしょうか?
この変更により、経済面での申し込みハードルは上がっているのは確かです。
結果発表は8月10日!
結果発表は8月10日。
皆さんの選択が良いものとなることを願います!
ではまた!
2023年のクラブ募集馬記事
キャロットクラブ
キャロットの特色であるアワーブラッド制度(通称アワブラ)を踏まえて注目馬を、ゆる~く、楽しみながら、分析していきます
>> 中間発表と申し込み上位馬について:キャロットクラブ
DMMバヌーシー
募集口数の多さがDMMの特徴。今回募集の一口金額は5,000円からとなっています。
>> 先行募集:DMMバヌーシー
シルクホースクラブ
シルクホースクラブ2023年度募集詳細と注目馬を深掘視点でゆる~く、楽しみながら、分析していきます
>> 中間発表と申し込み上位馬について:シルクホースクラブ
>> 一次募集結果発表!シルクホースクラブ
サンデーサラブレッドクラブ
良血馬がたくさんラインナップ。注目する募集馬の、血統情報、預託予定厩舎、馬体測尺などの視点で一口馬主10年目のアラフォがへっぽこ視点でまとめています。
>> 締め切り直前!人気中間発表最終:サンデーサラブレッドクラブ
社台サラブレッドクラブ
今年は久しぶりにとても気になる募集馬の名前が載っています。気になっちゃうお馬さんを挙げていきたいと思います。