こんちわ、藤堂 璻鸞です。
シルクホースクラブの2022年度追加募集の受付が来週4月12日から開始されます。
さて、前回のキャロットクラブの追加・再募集におけるマル外馬について調べたのに引き続き、シルクの追加募集についても外国産馬2頭を調べてみます。
なお、情報ソースはネット上にあるものです。海外馬の近親の成績については調べきれてないので、よく調べたら活躍馬がいるかもしれない点をご了承ください。※クラブから公開されたの情報こそが正式なもんですからね!
シルクホースクラブ2022年度の追加募集
マル外を東西に1頭ずつ含む全11頭。
- 関東入厩馬
- ファイナルスコアの21
- アナアメリカーナの21
- ワンミリオンスの21
- エッジースタイルの21
- クロバーリーフの21
- (外)カーラックの21
- 関西入厩馬
- レゼトワールの21
- シュクルダールの21
- コロナシオンの21
- エルビッシュの21
- (外)マラリカの21
カーラックの21
■(外)カーラックの21
募集総額 6,000万円
一口価格 120,000円
- 牡
- 栗毛
- 1月31日
- 美浦(預託予定先公開前)
まず、美浦入厩予定の関東馬カーラック21。
母カーラック(curluck)について
母カーラック(curluck)は2015年生のアメリカ産馬。
母の出産年齢としては若く、母カーラックの父カーリン(Curlin)はスマートストライク (Smart Strike)を通じてミスプロ(Mr. Prospector)へ。
カーラック(curluck)自身は13戦2勝で主だった戦績はないようです。
カーラック(curluck)の血脈
ワタクシ調べでは近親にGI勝利クラスの活躍馬の有無はわかりませんでしたが、
- 従兄弟にニュージーランドトロフィー(GII)3着の「デルタバローズ」がいる
- 高祖母Family Styleの従姉妹の仔に「ヒラボクディープ(13年青葉賞 – GII)」。
- 高祖母Family Styleの従兄弟に種牡馬「ヘネシー」と「エディターズノート(Editor’s Note)」がいる
ヘネシーはリース種牡馬として来日しており「サンライズバッカス(フェブラリーS-GI)」「コパノフウジン」などの産駒がおり、その他種牡馬として活躍する「ヨハネスブルグ」や日本でも馴染みの深い「ヘニーヒューズ」もヘネシー産駒。
なお、ヨハネスブルグは日本に来る前に「スキャットダディ」を残しており、そのスキャットダディからはアメリカ3冠馬「ジャスティファイ(Justify)」、「ノーネイネヴァー(No Nay Never)」、「メンデルスゾーン(Mendelssohn)」などの活躍馬を輩出、日本でも「ミスターメロディ」が走り高松宮記念(GI)を勝っているという爆発父系。
ヘニーヒューズの方も、輸入前に残したGI 11勝、年度代表馬4回の名牝「ビホルダー」を筆頭に日本でも「アジアエクスプレス(朝日杯フューチュリティS)」や「モーニン(フェブラリーS)」がおり、新馬戦の圧勝劇で次戦への期待の高まるわたくしの出資馬「セラフィックコール」もこの父の仔だったりします。
日本では母父としての良績はあっても父系としてはあんまり…という感じのStorm Catの系統の中では合ってるラインなのではないでしょうか…
って、ヘネシーの凄さばかりになってしまいましたけど、高祖母の従兄弟なので近親というにはちょっと遠いんですよねぇ…せめて曽祖母くらいまでの近さで活躍馬いないのかなぁ…
父マリブムーン(Malibu Moon)について
募集馬である21年産駒の父マリブムーン(Malibu Moon)は、エーピーインディ(A.P. Indy)からシアトルスルー(Seattle Slew)へ遡る血統の人気種牡馬なので、なかなか良い父馬なんではないでしょうか。
それにしてもこの値付け…
ちょっと字面だけではピンと来ていないのですが母馬を買ってくる関連で連れてくるのではなくて、わざわざこの馬だけをコストかけて買ってくるくらいだからきっと良いところがあったのではないか…と思っちゃうんですけどどうなんでしょうね?
マラリカの21
■(外)マラリカの21
募集総額 2,800万円
一口価格 56,000円
- 牝
- 鹿毛
- 2月4日生
- 栗東
栗東入厩予定の関西馬マラリカの21。
母マラリカ(Maralika)について
母マラリカ(Maralika)は2011生のフランス産馬です。
母マラリカ(Maralika)の父は名種牡馬ドバウィ(Dubawi)。
マラリカ自身は10戦1勝で主だった戦績はないようです。
マラリカ(Maralika)の血脈
一方でこの馬もワタクシ調べでは近親にこれといった馬は見当たらない感じでした。
曾祖母のMariyadaまで遡ると、Mariyadaの兄にマラキム、叔父にライラリッジ、更に遠くにはレアリーリーガルといった輸入種牡馬の名前が見えてきます。
さらに遡るとバラ一族の祖、ローザネイや地方の雄トウケイニセイ、8代まで遡ると昭和の輸入種牡馬ブッフラー、ファラモンド。
遡ってて楽しくなっちゃったので8代まで見ちゃったんですけど、この血統ラインから結構な数日本に輸入された種牡馬が出てるんですねぇ…
父Soldier’s Callについて
父はSoldier’s Callという馬で2016年生。父の歳がかなり若いですね(種付け時父4歳、母9歳)
戦績は14戦4勝で、イギリスの2歳馬重賞のフライングチルダーズステークス(GII)やモールコムステークス(GⅢ)の他、フランスのアランベール賞(GⅢ)などがあります。
その後、G1に5回挑戦してGIは2着までで引退しているようです。
いわゆる、ファーストクロップなんでしょうか?確かに未知の魅力はありますけど…
うーむ、今回のキャロット・シルクの追加募集で一番謎感が強い血統ですね。
他は父の実績はちゃんとある馬ばかりなので…(だから高いんでしょうけど)
血脈はDanzig系オアシスドリーム(Oasis Dream)の孫。母父のアイスマン(Iceman)って浅倉大介かな?
母の歳から言って走る馬が出ても良い歳ではありますが、父がかなり若いってのは成績的にどうなんでしょうね。
未知数だから魅力的
外国産馬や持ち込み馬は日本で活躍できるのか?未知数ですよね。
わたくしはその未知数な部分に魅力的を感じます。
写真や動画、馬体データや預託厩舎などの詳細は4月10日に公開予定!楽しみですね!
ではまた!
※情報に関しては、クラブから許可を得て掲載しています