こんちわ、藤堂 璻鸞です。
今回は実際に京都競馬場に行ってきました回です。
先週改修を終え装い新たにグランドオープンを迎えた京都競馬場、施工を担当した株式会社大林組のHPに色々出ていますが軟弱地盤の克服の項とか結構興味深いですね。
リニューアルした京都競馬場
ということで、ステーションゲート淀駅の方から入場。
リニューアルの雰囲気でワクワク感があります。
京都競馬場の全体図
ステーションゲートから入場して目に入るのは旧ビックスワンのステーションサイドの建物があります。
で、ステーションゲートを潜ってすぐ右手にはターフィーショップ。
京都競馬場のターフィーショップ
この日はオープン初日で記念グッズの発売があって、超並んでいます。
ほんとうに”超絶な行列”で信じられない長さ。
残念ながらターフィーショップへの突撃は諦めることに…
ホースリンク
行列を横目に歩いていくと右手にはホースリンクがあります。
ホースリンクの向こう側には京阪電鉄本線の高架線路が見えるのがなんとも特徴的。
陽だまり広場
ホースリンクの向かい側には陽だまり広場があります。
オープンのこの日は大量のキッチンカーもこのあたりに出ていましたね。
んで、親子連れには嬉しい遊具類がこの”陽だまり広場”と奥にある”緑の広場”にあります。
京都は馬場の内側が池になってるのでこの辺りがお子ちゃまのプレイゾーンなんですかね。
緑の広場とイベントステージ
陽だまり広場を通り過ぎて、更に先に進んでいくと緑の広場とイベントステージがあります。
だだっ広いスペースの淵に遊具が並んでいます。この日はオープニングイベントで東京スカパラダイスオーケストラが来ていたので人がウジャウジャいます。
とはいえ、かなりのスペースがあるので窮屈な感じはしないですね。
皆さん盛り上がっていますねー。
馬頭観音
こんどは、ステーションゲートを潜って左手側です。
憩いの芝スペース(旧パドック)
装いを大きく変えたのがこの旧パドック。
かつての円形パドックが人工芝のスペースにかわっており、大画面モニターが設置されています。
ちょうどパドックがあった場所は、モチノキがあった中心に向かって小高くなっています。
ここにはテーブルと椅子があって、晴天の日には心地よく食事やドリンクを満喫できるでしょうね。
大迫力の大画面での観戦が可能で、直接馬を見ることなくここでレースを楽しむことができます。
パドック
憩いの芝スペースを、そのまま進むと新しいパドックと、そのパドックを見下ろすことができるパドックリング(ぐるりと一周する通路)が見えます。
新しいパドックは楕円形(府中や中山と同じタイプの競走トラックのような形)です。
個人的には特に不都合がなかったのであれば、京都競馬場の特徴でもあった円形パドックのままにしてほしかったです。
特徴的だった木(モチノキ)が切られてしまったのも寂しいな…と感じました。
モチノキ自体が弱っていて植え替えができなかったとも聞きましたが、「それならリニューアルの年に植えられた」として新しい木を植えてもよかったのでは?と思います。
んー…
木がなくなったことに加え、いつも見ている府中・中山の楕円形と同じような形になってしまったことで、「どこも一緒になってしまうのはつまらないなぁ…」と感じてしまいました(ごめんなさい)。
ちなみにモチノキは新スタンドの中に「モチノキ時計」として生まれ変わってはいます。
コントレイル像
パドック近くにコントレイル像がありました。
ちゃんと額に受話器。白徴がこういうふうに目立つようにされてる馬の銅像って珍しくないですか?初めて見た。
地下馬道出口と検量室
そして、こんどはコース側。
地下馬道出口の様子。
近くで見れるものの、面しているスペースは限られているので混雑する大レースの際には見辛いかも…
ペルシアンナイトが誘導馬をしていました。京都競馬場で活動するようですね。
ウィナーズサークルとコースからみたスタンド
リニューアルの初日ということで、一新された美しさが魅力的。
加えて、天候に恵まれて遠くの山が見えて風景が心地よかったなぁ。
京都競馬場のゴールサイドエリア
元々、”グランドスワン””ビッグスワン“といわれていたのが、ゴールサイドとステーションサイドを名称が変更されております。
京都競馬場のB指定席
今回は指定席をとって潜入してみました。特に重賞がないのですが、リニューアル初日ということだけあって結構席は埋まっております。
確保した席は、新スタンド「ゴールサイド」(旧グランドスワン)のB指定席の最前列。
なお、設備はこんな感じ。
リニューアル後だけあって、座席のクオリティが高い。(中山競馬場との比較)
机の下に一枚棚板が入って荷物置けるようになっているのはいいですね!
座面は背もたれが後ろの席と一体化していないので、リクライニングも心地いい。
最前列だけあって、抜け感は素晴らしかった。池の小島の弁財天さんも健在。
ターフステージで実施されていた佐々木蔵之介さんのトークショーもバッチリ楽しめました。
UMAJOスポット
んで、ウマジョスポット。とーっても広い。
超満員。満員御礼状態。
こちらはまた詳しくレポートしたいと思います。
ステーションサイドのなんだか品の良い空間
古都京都を連想させる雰囲気が漂う、競馬場の概念を一新するような洗練された空間。外国人が喜びそう…
指定席エリアの新予約・入場システム
京都競馬場のリニューアルと同じタイミングで、JRAが新しい予約・入場システムを導入しました。
これまでリストバンドを使って管理していた入場が、QRコードをスキャンして入退場する形に変わりました。
でも、正直に言うと、まだ洗練されていないという感じが否めません。
実は、この新システム、自動改札方式ではなくて、やっぱり人がチェックする方式なんです。つまり、リストバンドがただQRコードに置き換わっただけ、という感じ。
それに、毎回QRコードを表示する手間を考えると、前のリストバンド方式の方が便利だったのではないか、と思ってしまいます。
そして、自動改札ではないので、JRAのコスト削減にも繋がっていないようです。改善の余地がある、というのが正直な感想。
まぁ、余計なお世話ですね。すいません。
ステーションサイド(旧ビッグスワン)のレトロ感
さて、新しい方はさすが新築なのですごく綺麗なんですが、個人的には今回改修の対象にはならなかったステーションサイド(旧ビッグスワン)のレトロ感に惹かれました。
1999年竣工とのことなのに昭和〜平成初期の香りを感じて好みでした。
でも、なんだか古いわりに綺麗なんですよね、
普段見ている中山の新しい内装の方が汚く感じたくらいの印象です。
ウィキペディアによると、竣工は5年くらい中山の方が古いようですが、内装は現代的に綺麗にしてるのに…吹き抜けがあろうが関係なく妙になんだか薄暗さを感じるせいでしょうか。(中山下げがひどいですね…)
あと、新しい方は出来たてで言うのもなんですがちょっと味がないですね。
どこも一緒に見えてしまいがち
コインロッカーや充電スポット多数あり
なんか至る所にコインロッカーがあるんですよね。
あとはスマホやタブレット向けの充電エリアが多数。
京都競馬場のグルメ事情
京都競馬場のフードコート
まずはフードコートがあるステーションサイド(旧ビッグスワン)へ。
そしてフードコートへ足を運ぶと…
超絶な人口密度……
入るのも大変、もうどこが何の店なのかもわからない。
列と列の間を縫って移動するような状況で仮に食べたいものを見つけて並んでも、どれくらいの時間並ぶのかもよくわからないであろう状態でした…
いろんな、お店を回って競馬場飯を楽しもうとおもっていたのに…。
悔やまれる。しかし、混んでいるものはしょうがない。
結局フードコートでの食事は断念。
指定席エリアの豊富な飯処
仕方ないので、比較的人の少ない指定席エリアの”たこ焼きの森久さん”に…
塩たこ焼きと、醤油たこ焼きを購入。
指定席エリアにはこのほかにも豊富に飯処がありましたが、ここら辺のレビューは次回。
沢山お店があって、回り切れなかったので次回開催時にさらにグルメを楽しみたいと思います!
ではまたー