こんちわ、藤堂 璻鸞です。
2023年4月2日、中山5レース未勝利戦に出資馬ファンネルマークが出走しました!
ファンネルマーク出走
ファンネルマークは父ハーツクライ × 母クルージンミジー(母父Mizzen Mast)の大柄な芦毛馬。
2歳の7月に福島の芝2,000m戦でデビューし6着、続いてダートに変わって2戦を7着、7着で終えると特に気性が悪いわけでもないのに2歳にして去勢手術を受けることに。
年が明けて3歳。
去勢休養明けの前走は13着と『去勢して一変!』とはいかず、出資同士の皆さんもファンネルマークに明るい未来を想像できてなかったんじゃないかと思います。
今回は、それに続く復帰2戦目(通算5戦目)です。
馬場を新馬戦と同じ「芝」に戻して、距離は今までで最長の2,200m戦に出走です。
当日の様子
事前人気は8番人気。
あんまり人気がなくて、「(どうせ)前走とあまり結果は変わらないんだろうな…」
と思いながら競馬場に入場後すぐにパドックに向かう…
既に5Rの出走馬が周回しており、その中に白くて大きいファンネルマークを見つけました。
歩く姿を目で追うと…
あら…?なんか…
なんか…
生気が出ててやる気ありそう…?周回も外目を歩いてる。
ファンネルくん、前走より気力が感じられてなんだか状態良さそう!
勝馬投票券購入
というわけで、
記念の「がんばれ紙馬券」と
3連複馬券を購入!(こっちはUMACAで買いました)
レース結果
はい、それでは発走です!
正面スタンド側の右手の方に据えられたゲートからスタート!
出遅れずにちゃんと出られました!
おっ!前目の方で走れ…ない!
ゲートが下手という訳ではない…ようなのですが、どうもいわゆる「行き脚がつかない」タイプのようで、素早くポジション取りに動けません。
ダッシュのつく他馬にあれよあれよと置いていかれ、走るほどに位置がどんどん後ろに…
後ろから3頭目に落ち着いたところで残り1000mを迎えると、木幡騎手の鞭が入り今度は前を目指して進出していきます。
それから何発鞭が入ったでしょうか、木幡騎手はファンネル君を追い通し、ファンネルくんは初めて末脚らしい末脚を発揮!
最後の直線ごちゃごちゃした4着馬以下の固まりを外からかわして…
単独3番手に上がったところでゴール!
目の前で一生懸命前を追う姿に「うわー!がんばれ、がんばれー!」って言ってました。
本当によくやってくれました。
こんな結果予想してませんでしたよ!
ファンネルくんに末脚という能力がちゃんとあったというのも嬉しかった。
ついでに馬券も当たっていました。
複勝530円と3連複3-6-12 7,350円
正直、出資馬でなければ買っていない馬券でした…
レースを終えて…
話を戻しますが、
1〜2着馬には4馬身くらい距離は空いたものの、わたしも含め出資会員さんは3着の結果に光を感じた方は結構いらっしゃったのではないでしょうか?
だって、今まで箸にも棒にもかからないレースが続いて…去勢手術に伴う休養期間があり、復帰後のレースも掲示板に載る事すらできず…
3着ではあるものの大きな前進です!
レース後Twitterを見てみると、この3着を喜んでいる方が多くてとても温かい気持ちになりました。
これには、ファンネルくんは大柄なのに「のんびりした感じのかわいいやつ(古賀調教師談)」という元々のキャラクターもあったんでないでしょうか…
クラブからのコメント(当日速報版)
クラブからの当日速報版の古賀先生のコメントには、「これまで一番良い走りをしてくれた」「これを継続して結果に繋げていきたい」とありました。
向いてるコース状態や馬具のチョイス、ファンネルくんの弱点*への適切な対応、適性、術後の体調。といった上位入賞の要件が出揃った感じでしょうか。
*ダッシュがつかないのでポジション取りが苦手・ズブい(エンジンのかかりが遅い)ので鞍上に促し動かし続けてもらわないと直線に入ってからの争いに加われない等。
晩成傾向の血統
父ハーツクライ産駒には晩成傾向があり、母や兄達も勝ち上がりに時間を要した馬なので、ひょっとしたらファンネルくんも晩成なのかもしれません。
晩成ならばこれから成長してくるはず!
未勝利戦終了のリミットの迫る時期にもなりますが、夏頃にはもっと成長してきている事でしょう。(できれば早く勝ち上がってくれるのを願いますが…)
これから次走以降に期待をかけてもいいのかもしれません。
木幡騎手、古賀先生が心配するほどに追い通しのレースお疲れ様でした。
ファンネルくんもしっかりケアしてもらって次走に向かって下さい。
次走も楽しみにしていますよ。みんな、君を応援していますからね!
ではまた!
◆出資愛馬の情報についてはクラブに許可を頂いて掲載しています。