芦毛。白い、あるいは全体的に白っぽい馬の事ですね。
例えば…私が競馬を見るようになった前後から言うとオグリキャップ、タマモクロス、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、クロフネ…近年だとゴールドシップ、エイシンヒカリなんかがパッと上がるかんじなのですが…
なんていうか白い馬っていいですよねぇ…(*´ω`*)白いだけで特別です。
昔は真っ白がよくて、膝とかに黒さが残る馬は惜しい…!ってよく思ってたもんですが、近年はグレーと白が混じってるのがいいんじゃないかと思うようになりました。とはいえ白ければそれだけでかわいさが増す気がします。
芦毛伝説
大昔は「芦毛は大レースで活躍できない」なんて言われていた時代もあったそうですが、単に絶対数が少ないせいだったからだと思いますし、オグリキャップブームや「芦毛伝説」も何頭か継承者がでて来て以降はとんと聞かれなくなったように感じます。
ちなみに、私が通ってる乗馬クラブは地方競馬の開催時に誘導馬業務を請け負っていまして、クラブに在籍している馬の3分の1くらいが芦毛(そのいずれもサラブレッド)だったりします。乗馬も競走とは違う資質が必要だと思うので、(個々の素養や性格によって向き不向きがあるとは思いますが)乗馬の入り口にいる私にしたら白い馬を割り当てられると心が躍りますし、白いと誘導馬になれたり、変わったところでは神社の神馬になれたりと引退後の馬生に活路が開けやすいのではないでしょうか…?(神馬の競走馬時代の名前から成績を知って微妙な気になったこともありますけど;)
なお、単純に芦毛でも一度に産める仔馬の数からいって、牝馬より種牡馬の方が数の増加には有効だと思うので芦毛の成功種牡馬が増えれば、優勢遺伝とされている芦毛の馬が増えるのでは…と思うのですが、近年のトップサイアー、ディープインパクトやキングカメハメハ、ハーツクライなどは鹿毛、アドマイヤコジーンはとうに社台スタリオンを出され、チチカステナンゴは輸入から2年で早死に。残された仔達もあまり振るわず…キャプテントゥーレは去年で種馬をクビになり、社台には今はクロフネ1頭のみです。社台スタリオン以外の種牡馬としてはゴールドシップとエイシンヒカリ、ダンカーク、クリエイターⅡの新しい種牡馬達とG1馬を出したスウェプトオーヴァーボードあたりが有力かもしれません。この中から、芦毛馬がどんどん増えていってほしいところです…
ちなみに、今まで一口馬主でわたしが出資した8頭のうち、芦毛は2頭。一番最初のラダームブランシェと今年の2歳ココシュニックの15ことフィニフティ(牝/栗東・藤原英昭厩舎)だったりします。なので、今年のドラフトではぜひ新たな芦毛馬を迎えたいところ!…本家募集が始まりましたけど、手の届きそうな芦毛馬はわずか。芦毛を取るか、その他の要素と総合的な判断で普通の茶色の仔になるか…しばらく思案は続きます(苦笑)