こんちゃっす、藤堂 璻鸞です。
この本をご存知の方はありますでしょうか?
20世紀の思い出:競馬に導いた本
あたしを馬ゲーの世界に導いた最初の本です。
思い起こせば20年程前でしょうか…
1992年10月22日発行となってるので、22年前の今頃でしょうか。
もっと前かと思ってた;
小学生だった当時、隣の町内で同じクラスの友達だった佳奈ちゃんと地元の平和堂に行った時に本屋で平積みされてたのを見つけ、買うのに小銭が足らなくて佳奈ちゃんに借りて買った(今思い出したw)という運命の一冊です。
しかも買った時、このソフト持ってなかったというww
1992年の競馬ブック
まだ、競馬にのめりこむかどうかって頃で、表紙の写真も超有名な一枚であることも知らずに寝る前によく種牡馬の写真眺めて紹介文読んでました。
パーフライト
もう、今パーフライトとか画像検索かけても出てこない…;
「ネアルコが一滴も入ってないって貴重」って当時も書かれてた馬。(確かタップオンウッドもそうだっけ…)
フィディオン
G1馬を出した種牡馬なのに引手で組んだ頭絡する程度の扱いwのフィディオンも検索してもメジロデュレンしか出てこなかったし、隣のページのノノアルコも多分出てこない。
多様性があった血統
何にしても、この頃って血統的に多様性があるよねぇ…と。
血統表の一番上のライン(馬名欄)がラウンドテーブル、ヴェイグリーノーブル、エルバジェにつながるような馬って馬柱で見たことないですもんね。
20年前にはいたけど、いまではまず見ない。
それだけサンデーサイレンス導入の影響が物凄かったということですよね…;
馬のレベルとか随分革新が進んだのでしょうけど、多様性が失われるというのは寂しい話でもありますね。
(個人的にはシルヴァーチャームとか貴重だと思うのでもっと大事にして力入れてほしいものです。)
浅見国一師のインタビュー
なお、そのほかにも故 浅見国一師のインタビューが載ってます。
92年当時は美浦に坂路がなくて今より西高東低が激しかった(と思われる)時代の話ですけど、今では結構実践してる厩舎も多いと思われる「馬を雑音に慣らす意味で音楽を厩舎で流す」ことや、「腹帯をゴムに替える」「ぶかぶかだった勝負服をぴったりしたものに替える」
当時としては先進的な試みをされていたみたいです。
なお、当時の西高東低の原因に坂路以外に水を挙げてらっしゃいます。
「栗東から遠征した時に馬が美浦の水を飲まない、飼い葉に混ぜても飼い葉食べなくなるから六甲の水を持っていく」「医学的にはわからないが東西の馬では水によって内臓から違うんじゃないか、美浦の環境は抜群に良いのだから…」
…と、今はどうかわかりませんけど、20年経っても興味深い内容でした。
昔の競馬本て面白いですね(*´∀`*)ノシ
ではまた!