こんちわ藤堂 璻鸞です。
いやー、乾燥しますね。冬になるたび肌が衰える気がします。つらい…(;^ω^)
今回の商品はイプサのアイクリーム!
しかも、1月17日に発売されたばかりの新製品!
イプサ ターゲットエフェクト アドバンスト G
■イプサ ターゲットエフェクト アドバンスト G 23g 14,300円(税込)
イプサって割と近未来的なデザイン性の高いパッケージの商品が多いですよねー。
見てるとなんだかワクワクします。
という訳で、こちらも一見普通のチューブっぽいですけど妙に細長い。
箱なんか、マスカラかな?というくらい。やっぱりデザインにひとひねりありますね。
蓋をはすずとこんな感じ。黒いリング部分は外れるようになっており、それを外してフタを最後まで締めると内部でチューブの封が開封される仕組み。
シール圧着シールを剥がすものは多いですが、こういうのは珍しい。
なんとなく医薬品を思わせる感じがしますね。
シワ改善効果を謳った美容クリーム
さてこちら、昨年秋ぐらいからがぜん増えてきた「シワ改善効果を謳った美容クリーム」です。
化粧品の効果って基本的には表面の角層まででその下の真皮にまで届くものって”まず無かった”と思うのですけど、一昨年くらいに某リンクルショットの発売を皮切りにだと思うんですけど、年末には価格が3,000円くらいで薬局で買えるオールインワンジェルまで出てきました。
なんだか「時代」が変った感がありますねぇ…(しみじみ)
そんななかでもターゲットエフェクトアドバンストG(長い…)は「効率最大化」と銘打ってます!
肌の手入れは根気があるものだとはやっぱり、少しでも早く効果が分かる方がいいですよね。
シワの原因は肌内部の落とし穴
イプサの研究によると深いシワには肌内部に「落とし穴」のような現象がおこっている状態で、この「落とし穴」を塞ぐことと、発生させないことこそがシワのできない肌を作り、根本の改善になるとの考えをもとに、今回の製品は開発されたようです。
「落とし穴」状態というのは、もともと表皮中に存在している酵素「ゼラチナーゼ」という物質が、通常は不活性な状態のところを紫外線を浴びることによって過剰に活性化し、表皮と真皮の間の基底膜を構成するタンパク質を分解、その基底膜の分解が進むとダメージ箇所が徐々に拡大して穴のような状態になることらしいです。
更にそれだけにとどまらず、真皮に侵入したゼラチナーゼがそこでハリや弾力のカギとなるコラーゲンを分解。
真皮から変形した深いシワへと進行する…という恐ろしいことになるんだそうなんですね…
じゃあ、ゼラチナーゼを何とかしないと…!
ってなるんですが、そうすると真皮に侵入させないことが重要なポイント…。
ゼラチナーゼの真皮侵入を防ぐ設計
そこに登場するのがターゲットエフェクトアドバンストG(長い…)!
ターゲットエフェクトアドバンストGは、ゼラチナーゼの真皮侵入を防ぐために、真皮の一歩手前の基底膜のダメージを修復&強化するように設計されてるんですよ!!
配合成分
ということで、
「落とし穴」が出来ないように配合されている成分が、”ヤグルマギクエキス”と”グリセリン”があわさった独自成分の「ディープGターゲット」と言われるもの。
このヤグルマギク(キク科植物)というのは、抽出されたエキスには基底膜に存在するタンパク質の産生量を増加させる働きがあるそうで、損傷を受けた基底膜の修復を促す効果が確認されているとのこと。
もう一つ重要な成分が純粋レチノール!純粋ですよ、純粋!これが製品のもう一つの売り成分。
レチノールっていうのは「ビタミンA」の一種で、エイジングケア成分として資生堂系の会社(イプサも系列)のクリームや美容液に結構配合されているような気がします。
レチノールもなかなか凄い成分で、
- 肌の表皮が自らヒアルロン酸を生み出し水分量を増やすことによってシワの改善に効果がある。
- 表皮だけでなく真皮でもコラーゲンの産生を促進し、その密度を高めることが判明。
- 「表皮のうるおい不足」「真皮構造の脆弱化」をレチノールによって改善できる。
…うーん、これは俄然クリームが輝いて見える…元から黄色ですが(笑)
ピーキーな配合?!日焼け止め必須?
でも、凄い効果の一方でちょっとピーキーな部分があるのか、
過剰な使用は炎症と日焼けの促進をおこしたり、濃度によっては皮むけが起こるなど皮膚に刺激があるみたいなんですね。
なので、商品の説明書きにも
- 初めての使用の時は最初の2週間は2~3日間をあけながら夜だけの使用、次の2週間は毎晩…というように少しずつ使用頻度を増やすこと
- 他のレチノール配合の商品と併用する場合は1品ずつ様子を見ながら使用し、一度に複数の併用を避けるようにすること
- 用法・容量を守る事
- 朝使用の場合は、塗布後はUVカット効果のある日焼け止め等の化粧品を使う事
商品説明のリーフレットには「レチノールの効果を守るため」とありましたが、前述のレチノールのピーキー面に「過剰な使用の上ではありますが日焼けの促進を起こす」というものがありましたから、日焼け止めは必須と思った方が良いですね。
…という事が書かれてました。
ちょっと前に資生堂さんが厚生労働省から純粋レチノールによる”しわ”を改善する効能効果の承認を取得したらしいですし、レチノール配合製品の扱いについては書かれてるメーカーさんの注意を守れば問題ないと思います。
…ここまでまとめてきて思ったのですけど、これは守るケアというよりはより積極的なケアを指向した製品ですねぇ…
「効率最大化」なんてキーワードもありましたし…
他にも医薬部外品表示のある化粧品は数ありますが、こちらは今までで一番医薬品と化粧品は地続きなんだなぁって感じました(感想)
使い心地と質感、香り
という訳で、成分の話はこれくらいにして、使用感について書きますね。
近未来的なチューブの中身は卵色というか柔らかいカスタード色のクリーム。
クリームとしてはさらっとしている方だと思います。
特にこれと言って香りはありません。注意して嗅いでわずかに香るのは原料臭なのかどうかもわからないような匂い。ほぼほぼ無臭なので使いやすいと思います。
少量でもとても伸びが良くて助かります。
公式ホームページには「朝晩のお手入れの最後にパール粒1個分をひたい、眉間、目じり、口の周り、首に優しくなじませる」といった塗るスポットの説明な絵がありましたけど、それってほっぺと鼻以外ほぼ全顔じゃないですか!(=゚ω゚)ノ
個人的な印象ですけど、コスパ意外と悪くないんじゃないか?と思います。
ほっぺ以外全部使ってもそんなに減らない…!(凄い)
塗って寝てみた
ちなみに、塗って寝ましたけど、翌朝には目の下やほうれい線のあたり…主に顔の中央付近のパーツがハリが出て元気な感じに…!
あと、肌のキメも均一になったような印象…!
ちなみに、15年くらい前に他社さんの化粧水でレチノールを初体験したのですけど、その頃は全く効果がわからなかったんですよ…(´・ω・`)
なのに、どうでしょう、使った翌日は目元がしなやかに張っている…(/ω\)
レチノールの効果を享受できる年になってしまったのか…思いました(;^ω^)
保湿感
保湿も十分。
使用頻度も最初は間隔をあけて始めたんですけど、特に刺激はありませんでした。
心なしか使っているうちに、下まぶたの肌のキメが整っている時間が長くなったように感じた事と、化粧した時の目元のノリUPと化粧崩れが軽減した気がしますね。
そういや目頭のシワの溝に落ちるファンデの量が減ったかもしれないなと…。
積極的なエイジングケア商品としてイイ
いやー、使ってるうちにイプサの他の商品も使ってみたくなってオンラインカウンセリングやってしまったりしました。診断結果によって3種類4品目から内容の組合せが変えられるトライアルキットなんてとてもいいですね!注文しよっかなー。
これから花粉症の季節ですし、空気が乾燥してるところに目がかゆくてうっかりこすっちゃいがちな時期ですから、このクリームで肌の土台(基底膜とか真皮とか)を補修したり強くしていったら、外的刺激にも立ち向かえるかも…!
2020年代の始まりの年、積極的エイジングケア始めてみませんか?!
ではまた!