【一口馬主】クランデール。

一口馬主のお話
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こんにちわ。越前の国は少々気温の寒暖が激しい今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?


おかげさまで、その後ウチのじいさまも退院のメドが付き、今日は業者さんに介護用ベッドの設置に来てもらっています。


さて、今日は新しいお嬢さんをご紹介したいと思います。


実は初の出資愛馬ラダームブランシェの所属するクラブとは別クラブなんですけど、キャロットクラブというクラブに入りました。


キャロットクラブというのはこちらも15年くらい前(シルクと同じ時期)に資料請求したことがあるんですけど、そのころからは大幅にリニューアルされて日本一の競走馬の生産牧場グループの傘下に入り、募集されるお馬さんのラインナップが変わってから、今やこのクラブ所属馬なしでは語れないといった勢いなんです。

今年も既に勝利数50勝を達成しており(ちなみにシルクは29勝)、牝馬クラシック第一弾のGI 桜花賞を物凄い追込みで勝ち、続く先日のオークス(優駿牝馬)は惜しくも届かず2着だったものの世代トップクラスの実力のハープスターや、先日皐月賞の記事でイスラボニータについて書きましたけど、そのレースで1番人気で2着になったトゥザワールド、日本とアメリカのオークスを両方勝利したシーザリオとその子供である去年の菊花賞(牡馬3歳クラシック最終戦)勝ち馬エピファネイアやその他重賞勝ち馬がたくさん出ています。そんな盛り上がってるクラブなので一度はよそに入会したものの、気になって仕方がなくてやっぱり入会しちゃった、という次第です…;

で、こちらも必ず1頭は出資しないと入会受付してもらえないルールなので、世代ごとの募集開始時期の関係からみんなが出資したいって思うような人気の馬は春には満口で残ってないってことで今回も残口有りのお馬さんの中から安い仔を選んで買いました。それがこちら。

クランデール 牝2 父 スニッツェル×母 セメイユドゥヴォン(母の父 Sadler’s Wells)
くらん4月末
なんだ、普通の茶色じゃん…と思ったアナタ、違うんですよ、ちゃんと複数いる残口有りの仔のうちから彼女を選んだ理由があるんです。

実は、ひいひいおばあちゃんがコスマーという、スーパー繁殖牝馬なんです。

コスマーはディープインパクトや皐月賞の記事に書いたフジキセキのお父さんである大種牡馬サンデーサイレンスのそのまたお父さんのヘイロー(Halo)のお母さんであり、他にアメリカの競馬の殿堂入りしたトスマーや昔、日本に輸入されたファーザーズイメージという種牡馬も産んでいます。

更にダビスタをやったことがある人なら絶対知ってる全世界を席巻した歴史的種牡馬ノーザンダンサー(Northern Dancer)の母、ナタルマのお姉さんなんですよ。

ノーザンダンサーはクランデール自身の母方のおじいちゃんであるサドラーズウェルズ(Sadler’s Wells)のお父さんでもあり母方のひいひいおじいちゃんのニジンスキー(Nijinsky)や父方のひいひいおじいちゃんのダンチヒ(Danzig)のお父さんでもあります。

とにかく、この系統からは数えきれないほどの名馬が出ていて、お母さんからはまだ特に目立った活躍馬は出てないんですけど出資を決めるのにお父さんのスニッツェルよりこちらが決め手になってます。


ちなみに、募集開始時の解説ではダート(砂地コース)の短距離レース向きではないかと書かれてて、預けられる予定の厩舎もダートの重賞馬を育てた調教師の先生のところなんだけど…母方のおじいちゃんのサドラーズウェルズはヨーロッパの芝や2000m以上で活躍馬が多く出てるスタミナのあるイメージなので、個人的にはちょっとどんな馬になるのかまだわかんないと思ってます。

馬体(体型)についても「胴が短いと短距離が得意」とか「繋ぎ(ひづめと人間で言うとくるぶしみたいに見えるところの間の部分)の角度がどう」とかいろいろあって体型からある程度得意な距離や得意なコースなんかを推測できるみたいなんですけど、おいさんはあんまり上手く見られないので、あー、「腹まわりすっきりしたな」とか「なんか全体的にむっちりしてみえる気がするな」とかくらいしかわからないです(´・ω・`;)
くらん白徴
でも、かわいいでしょ!

ほら!「作」って呼ばれる顔の模様も特徴的(´ω`)個人的に勝手にクラン(ちゃん)て呼んでおりますが、クランデール(Courant d’Air)という名前も、フランス語で「気流」という意味とのことで『気流に乗ってどこまでも』というイメージらしいですね!彼女が巻き起こす気流でどこまでも(欲を言えばGIの舞台までも)連れてって欲しいです(*´∀`*)ノシ

 


くらん異毛
で、これがまた特徴的なんだけど、背中にちょっとだけ白い毛の部分があるんですよ!

基本、サラブレッドは顔と四肢の先端にしか白い毛って出ないのですごく珍しいです。レースのときには鞍で隠れちゃう部分なのが残念だけど…。

なお、netkeibaで「皮膚病の跡」と間違われてましたけど、彼女の名誉の為にいいますけど違いますよ!毛ですよ!

ほんと、出資愛馬が2頭になり(ブログ右側のアクセサリ参照)、毎日お嬢さんたちの成長が楽しみでなりませんヾ(*´∀`*)「デビューはブランシェが先かクランが先か」待ち遠しいです。関西の厩舎に入る予定なので、そのうち、ノーザンファームしがらき(滋賀県のクラブと同グループの牧場)に放牧に出ることがあれば、会いに行きたいですね!

馬の情報の掲載についてはキャロットクラブに許可を得ており、顔のアップと異毛のアップの写真はブログ「fur ~うまのひとみ♡ねこのひとみ♡~」fur様に画像をお借りしました。(有難うございます!)

ではまた!

コメント

  1. ふじさん より:

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    藤堂翠さんこんばんは

    キャロットへの入会、そしてクランデールへの出資
    おめでとうございます♪

    今年の1歳募集のことを考えると
    今のうちに2歳に出資しておくのは賢明ですよね。
    新規参戦だと抽選にさえ参加できませんから…

    私なんて長年入っているのに3年連続最優先が落選ですもん(泣)

    スニッツェル×サドラーという組み合わせ
    非常に興味深く、注目させていただきます♪

  2. 藤堂翠 より:

    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ふじさん(さん)こんばんは。書き込み有難うございます(*´∀`*)
    とりあえず入会申込みをしたのが先月末だったのですが、ホントは夏ごろまで待ってみようとも思ってたんですけど我慢できなくて半ば衝動的に申込書送ってました(´ω`;)
    今秋が初めての1歳募集なんですけど…ふじさんの「3年連続で最優先が外れた」て要するに第1希望の抽選に外れたってことですよね?会員番号から察するに在籍してる会員さんも多いでしょうし、物凄く競争率が高いんでしょうねぇ…(´ω`;)キャロットクラブは出資申し込みが色々複雑みたいなので夏のうちに良く調べて臨みたいです。(その前に早く募集ラインナップ見たいですー!)
    それにしても、クランデールは最初「ダートの短距離か」って解説させてましたけど…そんなに胴づまりには見えないですよね…(むしろブランシェのほうが胴づまりっぽい)母父サドラーですし「距離持つかも…」なんて思ってるんですけど…どんな馬になるのか楽しみです。